Valveは携帯型ゲーミングデバイス「Steam Deck」にWindowsのインストールを検討しているユーザーに向けて、Windows用の各種ドライバーの提供の開始をアナウンスしました。
このアナウンスでは、Steam DeckにWindowsをフルインストールし動作させる場合に「最適な体験を得るための必要な追加ドライバー」としてGPU、Wi-Fi、Bluetoothの各種ドライバーのダウンロードリンクが提供。それに併せて「現時点ではWindowsのフルインストールのみが実行可能で、デュアルブートウィザードを表示するSteamOSインストーラーは現在準備中」「現時点でインストールできるのはWindows 10のみ」といった諸注意がなされています。
オーディオドライバーについては現在AMDなどの他企業と提携し開発を進めている最中ではあるものの、「BluetoothまたはUSB-Cオーディオ」であれば現時点でもSteam Deck上のWindowsで使用が可能とのことです。またWindowsをインストールする際の注意事項や、問題が発生しデフォルトのSteam Deck OSへ戻す必要が生じた際のリカバリの手順への案内も行っています。
現時点では予約受付が開始されていない日本を含む多くの国でも年内には購入できるように検討されているといったニュースや、PCでもプレイできるSteam Deckの操作習熟用『Portal』スピンオフ作品『Aperture Desk Job』の配信など、Steam Deckに関する話題は尽きません。しかしながら、やはりただ話題にするだけでなく、実際に触れてプレイ出来る日がとにかく早く訪れて欲しいと願うばかりです。