本作は、どのエリアをプレイしても、そのどれもが楽しくてたまらないという、驚異的な体験ができる。
●Screen Rant: 90/100(PS5)●GameSpew: 80/100(PS5)
テンポの良いゲームや、忙しさを感じさせないゲームプレイが好きな人には、本作は向かないかもしれない。しかし、ゆっくりしたテンポが気にならず、手から放つ魔法で幽霊をやっつけるという期待に胸を膨らませているのなら、きっと気に入るはずだ。大災害時のバーチャル観光のように感じることもあるかもしれないが、そこが魅力なのだ。そして、般若の面をかぶったサイコ野郎を阻止するため、東京を行ったり来たりしているうちに、たくさんのことができるようになる。
●TheGamer: 80/100(PS5)●PC Invasion: 80/100(PC)
戦闘の制限や煩わしさがあるにもかかわらず、魅力的で非常に面白い。オープンワールドと除霊へのこだわりが強く、魅力的な作品となっている。
●The Games Machine: 75/100(PS5)●PC Games: 70/100(PS5)
東京の正確で印象的な細部を表現することに関して、本作は素晴らしい第一印象を与えてくれる。文字通りゴーストタウンであるにもかかわらず、街は生き生きとしており、ネオンまみれのポップカルチャーや古代の神話や民俗学が表現されているのだ。2人の主人公の演技も説得力があり、彼らのストーリーはかなり短いが、面白い。しかし、戦闘システム、進行、クエストのデザインなど、他のすべては、大規模なオープンワールドゲームで受け入れられる最低限のものである。戦闘はある程度楽しめるものの、笑える呪文が3つあるだけで、特殊な戦術や弱点のない敵が登場するなど、特に薄っぺらい。アンロック可能なアップグレードは退屈で独創性がなく、サイドクエストは面白い設定があるものの、ほとんどが短くて満足のいく報酬が得られない。それでも、幽霊が跋扈する東京を探索する楽しみはある。ただ、創造的でユニークな楽しみではなく、むしろ、かなり無頓着で極めて馴染みやすい楽しみだ。
●Inverse: 70/100(PS5)●GamesHub: 60/100(PS5)
●Metro GameCentral: 40/100(PS5)
これほど大予算のゲームが、これほど薄っぺらいゲームプレイとなっているのは珍しい。この不可解なほど退屈な一人称視点のアクションアドベンチャーは、チュートリアルの終わりにはもう力尽き始めてしまうのだ。
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PS5/PCを対象に3月25日発売予定の『Ghostwire: Tokyo』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、PS5版が75点(総レビュー数94件)、PC版が78点(総レビュー数9件)をマークしています。
『Ghostwire: Tokyo』は、三上真司氏が率いるTango Gameworks開発のアクションアドベンチャー。禍々しき存在「般若」によって人々が消失、怪異たちが蠢く東京を舞台に主人公の青年「暁人」が”超常”の力を身に着けながら、事件の真相へと迫ります。メディアレビューでは、東京を描くオープンワールドや多くのことができる点が高評価。しかし戦闘を始めとしたテンポの悪さが多くのメディアから指摘されています。
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『Ghostwire: Tokyo』は、PS5/PCを対象に3月25日発売予定です。