本作は最初から最後まで陽気で楽しく、おどけたキャラクターや想像力に富んだボス、そして自分でキャラクターを操作しているという感覚に満ちた、やりがいのある冒険となっている。『ボーダーランズ』 で最も人気のあるキャラクターが主役であっても、この体験は何か新しいことの始まりのように感じられる。つまり、既存のシリーズからスピンアウトした、シリーズ作品と同じぐらいスポットライトを浴びるべき作品なのだ。『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を何度もプレイしたことのある筆者にとって、本作は友人たちと一緒に20面のサイコロを振っているような感覚を思い出させてくれるのが嬉しい。本作は、その場その場の創造性と、架空の世界で共に楽しむ友人たちへのラブレターなのだ。
●COGconnected: 90/100(PC)●Wccftech: 85/100(PC)
本作ではシリーズの新しい側面もあり、従来のほぼ無敵のガンプレイやワイルドな戦闘もたくさんある。舞台となる世界では探索やトラブルが起きやすく、活気に満ちている。いくつかの失敗もあるが、シリーズファンなら楽しめるし、ハイファンタジーファンなら笑ったり目を丸くしたりすること必至のスピンオフだ。
●Guardian: 80/100(PC)●IGN: 80/100(PC)
本作は、ファンタジーをテーマにした『ボーダーランズ』のスピンオフ作品で、少し無難に仕上げてはいるものの、陽気でアクション満載、そしてバカバカしい内容になっている。
●Twinfinite: 80/100(PC)●Forbes: 78/100(PC)
本作は Gearbox がパンデミック中に自宅で作ったゲームで、『ボーダーランズ4』の前哨戦という意味合いもあることを理解する必要がある。そして、ほとんどのファンを満足させるに十分なほど、本作は成功していると思う。
●PC Gamer: 70/100(PC)●TheGamer: 70/100(PC)
●EGM: 60/100(PC)
本作の良いところと悪いところは、『ボーダーランズ』の別の作品のように感じられることだ。シューター部分は相変わらずタイトでレスポンスも良く、武器も楽しく使えるし、脚本も『ボーダーランズ3』から格段に進歩している。キャラクターたちは再びゲームのコメディ要素の中心となり、演技も(役者が実際に役になりきっているときは)素晴らしいものだ。しかし、本作は『ボーダーランズ』シリーズであるため、特にインベントリ管理や無意味な戦利品の多さなど、同シリーズの多くの不満点が解消されていない。本作最大の欠点は、シリーズの伝統であるルートとシューターを克服できず、パロディ元であるテーブルトップの世界から真のインスピレーションを得る機会を逸してしまったことだ。
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PC/PS5/PS4/XSX/Xbox Oneを対象に3月25日発売予定の『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、PC版が80点(総レビュー数55件)をマークしています。(その他のプラットフォームはレビュー数不足により判定不可)
『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』は、大人気ルートシューター『ボーダーランズ』シリーズのスピンオフ作品。最大4人までの協力プレイ可能なシューティングRPG冒険ファンタジーで、プレイヤーは世界を支配しようと企む狂気の暴君ドラゴン・ロードの野望を食い止めるため、自分だけの最強の勇者をキャラメイクし、奇怪なモンスターとお宝がひしめくダンジョンを攻略してきます。メディアレビューでは、シリーズ作品と同じぐらい素晴らしく、シリーズファンなら必ず楽しめるとの声が多数届いています。
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『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』は、PC/PS5/PS4/XSX/Xbox Oneを対象に3月25日発売予定です。