Valveは、ポータブルゲーミングPC「Steam Deck」の発売から1ヶ月が経過したレポートを公開しました。
2月末の発売からすでに約1ヶ月間が経過しましたが、この期間はフィードバックを集める良い機会となったとのこと。今後もSteam Deckは数ヶ月、数年をかけて改善していくことを表明しました。以前、発売後1週間で様々な機能要望があげられていることをお伝えしましたが、そのうちのトラックパッドタイピングはすでに導入されたとのことです。
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他にも、Steam Deckへの対応状況を示す「確認済み」や「プレイ可能」のマークが付けられたゲームは、わずか1ヶ月間で2,000本以上に。今後もさらに増加します。アンチチート機能もしっかりとしたサポートを進めており、Steam Deck対応を選択した開発者に対して、BattleEyeとEasy Anti-Cheatの2大アンチチートシステムの効率的なパスを提供しています。『ELDEN RING』や『Apex Legends』はこれを利用しているタイトルの一例です。
Steam Deckはデフォルトで独自のOSがインストールされていますが、Windows 10にも現在対応済み。Windowsドライバーの開発も進めており、Windows 11への対応も進行中とのことです。また重要なオーディオドライバーについては、近日中に続報が伝えられる予定です。