※本記事には『ELDEN RING』の一部ネタバレが含まれます。気になる方は閲覧をご遠慮ください。
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先日、フロム・ソフトウェアから発売されたPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)向けアクションRPG『ELDEN RING』。プレイしている方なら既にお気づきでしょうが、本作はやたらと海鮮物が多め。フレーバーテキストでの主張も強めです。
そこで本記事では『ELDEN RING』に登場する海の幸っぽいエネミー、それにまつわる装備を5つピックアップしました。何故そんなに拘っているのかまではわかりませんが、いかに本作が海鮮物に彩られているかわかることでしょう。
「ゆでエビ」や「ゆでカニ」などのアイテムは物理カットなどが非常に有用で、むしゃむしゃ食べている方も多いでしょう。その一方で彼らにのめされた後、褪せ人をむしゃむしゃ食べる姿にゾッとした方もいるのでは。そんな食って食われて強くなる本作。ぜひ、美味しそうでいて、ところどころグロめな海産物をご照覧あれ。
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◆(1)水圧でビームを放つリエーニエ湖のエビ
●実際のところ、ザリガニな「エビ」
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このザリガニ……デカすぎる……!リエーニエの生態系において、間違いなく上位に存在するだろう巨大さと立ち居振る舞い。圧巻です。
その見た目通りかなり強めとなっています。背中を向けると遠距離から水鉄砲撃ってくるのでご注意を。巨人やドラゴンの動きをザリガニがしてくる……!
ちなみにこのエビ、発売ロンチトレイラーにも「エビ好きに悪人はいねぇ」の言葉と共に登場するほど推されてました。ザリガニですけど。広大な『ELDEN RING』の世界、探せば喋るザリガニとかも出てきそうですね。DLCに期待です。
●物理カットの大きな味方。だけど形見に入る理由はわからない「ゆでエビ」
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なぜか形見に入れられている「ゆでエビ」。謎の魅力にあふれてますよね。ほかほか湯気が立ち上って見るからに美味しそうな逸品。物理カットという魅力的な効果もついていますが、何よりその姿に惑わされそうになった方も多いのでは?
しかしフレーバーテキストを読んでみると「実際には、ザリガニの身肉のようだ」との文が。本記事の見出しも「エビ(ザリガニ)」と矛盾を起こしています。エビと書いても嘘だしザリガニと書いても嘘……!“まあ、美味しければそれでよいのだが”。日本においても、実際にアメリカザリガニは当初食用として輸入されました。
◆(2)なぜか魔術学院に大量発生!「カニ」
●狭間の地全域にたくましく生息している「カニ」
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お次は蟹。可愛らしいですね。なぜか魔術学院の敷地にいっぱいいる彼ら(?)、場所が場所だけに闇が深そうです……。さらには地下やアルター高原にも生息。小さなものは攻撃もあまりしてこないので、ただただ癒しな存在。そう思っていると別の敵に不意をつかれるのが同作の鬼畜さではありますが。
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そしてもちろん、『ELDEN RING』の世界ではザリガ二のようにサイズ感がバグってしまうこともしばしば。現実では大阪の道頓堀でしか見ないサイズの蟹もたくさん登場します。こちらは前述の蟹たちと違い殺意が高め。倒された後、褪せ人の死体を捕食し始めゾッとした方も多いのでは?
そんなでっかい蟹たちから獲れるアイテムはこちら。
●蟹は肉よりタマゴ―「蟹たま」
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その滋養は芯から温まる。さらには、とてもうまい
下賤の者は知らぬだろうが、蟹は肉よりタマゴなのだ
フレーバーテキストから漂う熱いタマゴへの拘り……。こちら“大蟹のタマゴ”と書かれてますので、サイズも大き目。
●やっぱり肉も美味しそう!「ゆでカニ」
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さらにタマゴだけでなく、「ゆでカニ」も存在。こちらは能力としてゆでエビの上位版となっています。下賤な者も高貴な者も、エビやカニ好きはいい奴。まあ、美味しければそれでよいのです。
アルター高原ではエビ好きの「ならず者」がカニ好きでもあったことが伺い知れます。
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◆(3)実は遺灰も存在している「陸ほや」
●知名度から海鮮物と気付かれづらい「陸ほや」
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リエーニエだったりケイリッドだったり、各所で現れる「陸ほや」。ほやを知らない人はオリジナルかと思いそうですが、立派な海の幸です。
ホヤ(マボヤ)は日本沿岸や中国黄海、朝鮮半島などに分布する生き物。日本や韓国で食用とされていて、一部地域を除き国外ではあまり縁がないモノだそうです。というわけで海外プレイヤーがホヤを見て、どのような反応を示したのか気になるところ。
日本や朝鮮半島で獲れるマボヤと違い、リエーニエ産の陸ほやは人間大と大き目ですが、ケイリッドではさらに巨大に。リエーニエの陸ほやとケイリッドの陸ほや、どっちの方が美味しいのでしょうか?
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ちなみに「陸ほや」は遺灰としても登場。霊体なので食べられませんが、味方になってくれますよ。
●もはやトラップ扱いな「陸ほやの遺灰」
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なんとなく、使ってみたくなる陸ほやの遺灰。還魂碑の近くに召喚されるシステムなので、初めて使った時、どこに召喚されたか困惑した方もいるのでは。ホヤなのであまり動けません。トラップ枠として活用してみましょう。
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◆(4)初見ではタコとわかりづらい「陸ダコ」
●おそらく、タコ
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おもわずメッセージにならって「おそらく、タコ」と言いたくなる容姿。触手の玉みたいになっていますが、タコというからにはタコなんでしょう。
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「エビ(ザリガニ)」のことがあるので本当かなと思ってしまいますが、よくよく見ると、クチバシを備えています。これはイカやタコが持つ「カラス」という部位。まるで猛禽類のクチバシような形をしているのが特徴です。コレが見え隠れしてるということは、やっぱりタコなんでしょう。
●人血とか言わないでほしい「蛸たま」
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ドロップアイテムは「蛸たま」。人血とか言わないでほしい……。流石に「美味しければ、それでよいのだが」とは書かれていません。……実際のところ、美味しいのでしょうか?
◆(5)(一部)褪せ人の鉄板アイドル「霊クラゲ」
●実は仲間想いなモンスターかもしれない「霊クラゲ」
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クラゲって美味しいですよね。筆者はかなり好きで、あの食感が好みです。ただ残念ながら、『ELDEN RING』では霊クラゲのみ……。狭間の地ではクラゲ料理が食べられないのでしょうか? しかし、クラゲの霊というくらいです。実際のクラゲもどこかにいるはず。
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しかし、よく考えると「霊クラゲの“遺灰”」というのも理屈が通らない。もしかすると「霊クラゲ」という生き物なのでしょうか?
●クララちゃんは本作のヒロイン!「霊クラゲの遺灰」
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さて、そんな中『ELDEN RING』屈指の萌えキャラとして名高い「霊クラゲの遺灰」。クララちゃんを紹介します。
「これがヒロインなんて」と思う方も居るかもしれませんが、使ってみると実際に心強く頼もしく、そしていじらしい。暗がりを照らしてくれる心配りが本当にたまりません。
さらにクララちゃん専用イベントも隠されているようで、気になった方はぜひ調べてみてください。
●綺麗だけど猟奇的?「霊クラゲの盾」
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リエーニエにこっそり落ちている装備品。霊クラゲの頭をそのまま盾にしたという逸品ですが、これを積んだ荷台は霊クラゲの集団に囲まれ破壊されていました。この世界でクラゲを装備品や食用として扱うと霊クラゲに襲撃されるのか……?
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そんな仲間想いのクラゲたちを蹴散らし手に入れた装備は、うっすら透き通っていて綺麗です。けど、霊クラゲにとっては猟奇的。こんな盾、泣き虫なクララちゃんの前じゃ使えない……。
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そんなこんなでシーフード感溢れる狭間の地。アルター高原やケイリッド、その先に進んでしまって「最近、浜辺や湖をみてないなぁ」という方も、たまにはリムグレイブやリエーニエに帰って、クラゲを眺めたりザリガニ狩りに挑んで見てください。当初は必死だったザリガニとのバトルも結構楽になっているかもしれません。ただ、囲まれるとやはりきついのでご注意を。
※UPDATE(2022/04/16 20:57):本文中の誤字を修正しました。