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みなさん、9月15日から開催されている「東京ゲームショウ2022」にゴム製品を取り扱うメーカーが出展しているのをご存じでしょうか?自動車などに使われる工業用ゴムや樹脂製品を取り扱うNOKは「東京ゲームショウ2022」に生体用ゴム電極「Sootブレイン」を使った脳波測定デバイスを出展しました。このゴムによる脳波測定デバイスが、eスポーツをサポートしたり、もしかするとゲーム業界全体に貢献することになるかもしれません。
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そもそも、ゴムというのは電気を通さないものですよね? しかし、SOKはゴム配合技術によって導電性のゴムを電極とし、脳波を測るデバイスを作りました。従来型の固くて冷たい金属製電極を使うと、それがストレスとなるため、きわめて微細である脳波は正しく測定できなかったそうです。
さらに被るだけで装着できるキャップ型のデバイスを開発。脳波を測定、分析、研究することで、例えば、プロeスポーツ選手の能力向上、科学的なコーチング、心身を健全に保つために必要な休息のタイミングの把握など、多くのことに役立つといいます。
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ブースでは、ラジコンカーでサッカーをする『ロケットリーグ』遊んで脳波測定が体験できます。筆者が体験したところ、基本は帽子を被るだけで装着は極めて簡単でした。後は測定をスタートしてゲームをするだけ。結果は、行動力、直観力、注意力、判断力、冷静さの5つのパラメーターとともに、プレイヤーのタイプ、脳の使われ方などが分かります。
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また、脳波の研究は、ゲームが脳に与える影響を科学的に証明することに役立つということで、いくつかの事例も紹介されていました。イメージでなんとなく「ゲームは良くない!」と思われてしまうこともある中、ちゃんと科学的な分析が進むのはゲーム業界にとって大変心強いことでしょう。
任天堂「マリオカート」で認知的スキル&集中力が向上 九産大が論文発表(SankeiBiz)
ゲームで遊ぶと仕事力もアップ? FPSで「課題遂行能力」向上 レノボなど実験(ITmedia NEWS)
eスポーツや、ゲーム業界全体を支えるゴムを使った脳波の研究、興味がある方は、ぜひご自身の脳波を測りに訪れてみてください。