
11月17日、韓国最大級のゲームショウ「G-STAR 2022」が韓国・釜山のコンベンションセンターBEXCOで開催されました(会期は11月20日まで)。新しいゲーム体験を提供することを掲げるNexonのブースは、G-STAR最大規模の広さ。試遊エリアは2段構成で展開され、壮大なLEDディスプレイ及び560台にのぼる試遊端末が用意されています。


今回のG-STARでは『The First Descendant』と『DAVE THE DIVER』が初となるコンソールでの試遊出展。『マビノギモバイル』や『カートライダー ドリフト』などのゲームもPCとモバイルで試遊することができます。また、同社の人気IPである、『アラド戦記』IPをベースとした『Project OVERKILL』、『Project AK(Arad Chronicle: Kazan)』、『GODSOME: Clash of Gods』、『幻世酔虎伝オンライン』、そして新作MORPGの『Night Walker』の新しい映像が公開されました。本稿では、話題の4タイトルの試遊レポートをお届けします。
『マビノギモバイル』


韓国で長く愛されてきたオンラインMMORPG『マビノギ(2004年~)』のモバイル版。原作最大の特徴であるダンジョン探検、採集やアルバイト、楽器演奏、キャンプファイヤーなどファンタジー世界での冒険と生活に没入できます。

試遊では、ストーリーに溶け込む自然なカットシーンや生き生きとしたNPCたちとの会話を体験できました。また、複雑な道でも迷わない自動移動機能が搭載されています。本格的なMMORPGをモバイル版で楽しめることを目標にしているという、非常にチャレンジングなゲームタイトルです。


バトルも複雑な操作や熟練したテクニックは求められず、戦士・弓士・魔道士・ヒーラーなど、それぞれの個性を持つクラスで臨場感あふれるアクションを楽しめます。さらに縦画面と横画面どちらでもプレイできるため、カジュアルに遊ぶときは縦画面、じっくり楽しみたいときは横画面で……と選ぶことも可能。また、2つのステージで構成されるダンジョン攻略では、簡単な操作で高い打撃感とアクション性を体感できる「戦闘システム」と、ソロプレイからマルチプレイに自然に切り替わる「出会いシステム」が用意されています。





試遊ブースでは最大15分ほどプレイ可能で、参加者は4つの基本クラスの中から一つを選択してゲームスタート。今後の正式サービスで公開されるメインストーリーも先行体験できました。


『The First Decendant』



本作は現世代機向けAAAタイトルとなる、PC&コンソール対象のルーターシューターゲーム。PCとコンソール向けに世界同時リリースすることで、グローバル市場で広く支持されるゲームを作ることを目標としています。Unreal Engine 5で制作されたハイクオリティなビジュアル、共闘シューティングアクション(CO-OP)、持続可能なオンラインRPGに重点を置いて開発中です。スピーディーかつ豪快なシューターが売りです。



“継承者”と呼ばれる存在となったプレイヤーは、「イングリス大陸」を侵略した敵から人類を守る任務を任されます。それぞれのキャラクターが持つ多様なスキルと、グラップリングフックを用いた移動、数十種類の銃器を使ってユニークで豪快なシューターが楽しめました。



キャラクターごとに3つの銃器、4つのサブ武器、様々なサブ攻撃手段を装備可能。ゲーム内報酬によって多彩なキャラクター、武器、アイテムを獲得し、キャラクターごとのスキルと銃器、様々なアイテムを組み合わせることで、自分だけのプレイスタイルを追求できます。

