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11月17日から20日まで、韓国・釜山のコンベンションセンターBEXCOで開催された韓国最大級のゲームショウ「G-STAR 2022」。グローバル展開も狙う新作の試遊や展示の充実で来場者数も多く、韓国ゲーマーの熱量が感じられました。
同イベントにはカフェ「TENPERCENT COFEE」も出展しており、会場内のブースではコーヒーを飲んで休むこともできました。
TENPERCENT COFEE
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一方で、東京ゲームショウのようにフードコートが用意されていなかったため、多くの来場者は会場内にあるコンビニエンスストアで食品を調達することになります。筆者も取材の合間にコンビニ弁当とエナジードリンクを購入したのですが、戦慄が走りました。
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まず前提として、韓国1ウォンは0.10円です(11月25日時点)。物価は日本と同等なので分かりやすいのですが、5700ウォンで購入したコンビニ弁当は約570円ということ。日本のコンビニ弁当と価格帯は同じでも、ボリュームが多いのが特徴的です。昨今の日本のコンビニが価格高騰に反比例して具材減少しているのと比べると、かなり得した気分になりました。聞くところによれば、韓国は食事をとても大切にしつつ、来客があれば「分かち合い」の精神で食べきれないくらいたくさんの品を出して歓待する文化があるとか。筆者は韓国料理をよく知らないため、日本で食べる機会が少ないのですが、韓国へ旅行した人たちは食事のおいしさを絶賛してどハマりする人も多くいると聞きます。
食事こそ、その国を知る入り口……韓国はeスポーツ大国とも呼ばれるゲーム熱量が高い国なので、今回は食事の面から強さの秘訣を探ることにしました。
名門「T1」コラボフード
コンビニでは韓国が誇る世界トップクラスのeスポーツチーム「T1(ティーワン)」とのコラボフードが販売されていました。『リーグ・オブ・レジェンド』の大会を席巻する韓国のレジェンドである“フェイカー”こと、イ・サンヒョク氏を始めとする凄腕ゲーマーが所属しています。コラボフードのチョイスや味がどのように決められたのかは言葉の壁によって突き止められなかったのですが、これらを食べている韓国ゲーマーは少なくないでしょう。
おにぎり(Hot Chicken Gimbab) 1600ウォン
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韓国料理のキンパ(キムパプ)のおにぎりバージョン。海苔で米飯を巻いて作る日本由来の朝鮮料理であり、日本の平均的なおにぎりの1.5倍くらいのボリュームでした。鶏肉など具材も多いのですが、辛味ソースの味わいが後から押し上げてきます。しかし、食べるのをやめられない。
海苔巻き(Hot Chicken Gimbab) 2800ウォン
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おにぎりと違って具材は鶏肉だけでなく、卵焼きや大根など野菜が加わり、韓国の甘辛味噌ダレ「サムジャン」が絶妙のバランスでまとめ上げています。
ハンバーガー(Chicken Drumstick Burger) 3500ウォン
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一転して、こちらはマスタードが効いたマイルドなテイスト。玉ねぎのシャキシャキ感がいい仕事をしています。韓国は鶏肉料理も美味しいため、万人ウケしやすいチョイスをしたのだと思われます。
ロッテリア
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「日本で食べられるじゃないか!」と思う方もいらっしゃるでしょうが、韓国ロッテリアには独自メニューがあります。本場の韓国でしか食べられないロッテリアのハンバーガーを食べずに帰国するのは、もったいないこと。しかもクレジットカードが使えますし、タッチパネルの非対面注文を採用しているので、韓国語が分からなくても気楽に現地の味を楽しめます。
プルコギバーガーセット 7000ウォン~(セットのチョイスで価格変動)
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釜山駅高速鉄道KTX 京釜線フードコート
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KTXは韓国の主要な都市を繋ぐ高速鉄道で、ソウルから釜山までの距離を約2時間30分で移動できます。その釜山駅内3階にあるのは、多種多様な韓国料理を食べられるフードコート。クレジットカードが使用可能で、先に精算をした上でモニターに番号が表示されたら受け取りに行きます。
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スンドゥブチゲ 9000ウォン
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スンドゥブチゲは沸騰している熱々の状態で出てきます。見た目と違って辛さはそこまで強くありません。キムチやチーズなど具材のバリエーションが豊富で、辛さが後に残らず旨味だけを堪能できました。
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