ローグライクACT『Mortal Sin』―すべてのコンテンツが完成しており早期アクセス段階でも何百時間も遊べる【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

ローグライクACT『Mortal Sin』―すべてのコンテンツが完成しており早期アクセス段階でも何百時間も遊べる【開発者インタビュー】

早期アクセス中にまだまだ新要素を追加していくそうです。

連載・特集 特集

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Nikola Todorovic氏開発、PC向けに3月16日に早期アクセスが開始されたローグライクアクション『Mortal Sin』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、ランダム生成されるダンジョンを舞台としたローグライクアクション。敵を薙ぎ倒しながら様々なアイテムを拾い、自身を強化し進んでいきます。高難度ながら、様々なクラスによってプレイスタイルが異なるなど、幅広い遊び方と高いリプレイ性が特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Mortal Sin』は、2,300円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Nikola Todorovic氏(以下Nikola)Nikola Todorovicです。プログラマー兼ゲーム開発者で、ゲームには幼い頃から情熱を注いできました。昔から好きだったPCゲームで大きなインスピレーションを与えてくれたのは、『Diablo 2』と『World of Warcraft』です。そのゲームのことだけを考え、他のことは考えなくさせてしまう、ある種の魔法があると感じており、それを自分のゲームでも実現したいと考えています。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Nikola本作の開発を始めたのは、このようなゲームが他にないと感じ、このようなゲームを自分がプレイしたいと思ったからです!多くのファンタジーRPGには剣を使った戦闘がありますが、それをスムーズで満足のいく形で表現したものはほとんどありません。また、ホラー要素を取り入れたのは、このジャンルが好きだからというだけでなく、ダンジョンクローリングゲームにおいて人々が予期しないような工夫を凝らしたいと思ったからです。

――本作の特徴を教えてください。

Nikolaユニークなグラフィックノベルのアートスタイルとカラーパレットに加え、本作における近接戦闘は、そのインタラクティブ性と満足感から、間違いなく本作一番の特徴です。さらにホラー的な雰囲気も加わり、迫力が増しているでしょう。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Nikola一人でも多くの方に楽しんでいただきたいと思っています。高難度でテンポの良いゲームですが、様々なプレイスタイルが楽しめるようなオープンなゲームでもあります。例えば、剣で戦うバーサーカーよりも、メイジやウォーロックのようなゆっくりした、より戦略的なキャラクタークラスを好む人もいます。ですので、誰でも自分に合ったものを見つけ、本作を楽しんでいただけるといいですね。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Nikola早期アクセスはあと6ヶ月ほど続くと思いますが、もう少し長くなる可能性もあります。新しい武器や新しいアイテムなど、新鮮さを維持するための安定したコンテンツアップデートや、アリーナサバイバルバトルモードやエンドレスランモードなどの新しいゲームモードも期待していてください。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Nikola本作の現状にはとても満足していますし、コミュニティもサポートしてくれています。すべてのコンテンツが完成しており、今のままでも何百時間も遊べますよ!ですので、今買ってもフルリリース時に買っても、豊富な機能と洗練されたアクションゲームを楽しむことができ、時間の経過とともにさらに良いものとなっていくでしょう。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Nikola本作は多くのゲームや映画から影響を受けていますが、映画の方では「ベルセルク」が非常に大きな影響を与えたと言えるでしょう。それ以外では、昔のBlizzardのゲームや、『ニンジャガイデン』『ダークソウル』など、近接戦闘が素晴らしいゲームから影響を受けています。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Nikola本作に対する日本の方々からのサポートには感銘を受けてきました!そういうこともあり、フルリリースの際には公式の日本語訳をつけたいと思っていますし、その時期が近づいたら話をさせていただければと思っています。フルリリースの目標は、様々な言語に対応すること、そして他のプラットフォームでもリリースすることです。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Nikola新型コロナは私にとってはポジティブなものだったと言えるでしょう。私はフルタイムの仕事を続けながら、パートタイムで本作の開発に取り組んできました。新型コロナにより、私は自宅で仕事をすることができるようになり、オフィスへの長い通勤時間がなくなったのです。夕方に余裕ができ(ときには2時間)、より多くの作業をこなすことができるようになりました。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Nikolaはい、本作の配信や本作を使ったYouTubeコンテンツの作成は歓迎です。このような形で本作のことをより多くの人に知ってもらいたいと考えています。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Nikola読者の皆さん、本作に興味をお持ちいただきありがとうございます。本作のご購入を検討いただければ幸いです。多くの選択肢がある大きな市場であることは承知していますので、少しお時間をいただき、私の作ったゲームがあなたの一日を少しでも良くすることができれば嬉しいです。結局のところ、ゲームとは楽しむものですからね!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。




《Chandler》
【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください
  • スパくんのお友達 2023-03-29 15:49:39
    この色調で何百時間もやったら目がおかしなるで
    11 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2023-03-29 14:39:02
    なんとなくファンタスティック・プラネットがちらつくな
    0 Good
    返信
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top
アニメ!アニメ!
ユーザー登録
ログイン
こんにちは、ゲストさん
Avatar
メディアメンバーシステム