Bungieは、オンラインアクションRPG『Destiny 2』のカットシーンにファンアートを元にした場面が存在することを認めました。
新たに追加されたカットシーンにファンアートを元にしたと思しき場面が
海外メディアPolygon(リンク先ネタバレ注意)によると、問題となったのは現地時間6月20日頃に新しく追加されたカットシーンであるとのこと。物語上において重要な情報も含まれているこのカットシーンですが、ゲームに追加されてすぐにデジタルアーティストのJulian Faylonaさんは自身が制作した『Destiny 2』ファンアートに酷似した場面が含まれていることをTwitter上で指摘しました。
Julian Faylonaさんが制作したこのファンアートはBungie.netを含む複数の作品投稿サイトで公開されていますが、そのうちの1つであるDeviantartにおける投稿日時は2020年10月18日。少なくとも2年以上前から存在していたファンアートということになります。『Destiny 2』開発チームは、カットシーン製作に協力している外部ベンダーが公式アートと誤って参考資料として使用してしまったと説明しています。
利用規約上ファンアートの使用は問題ないとの指摘がなされるも開発チームは謝罪&対応を申し出
なおBungieの利用規約上、Bungieが所有するコンテンツの二次創作をBungieが無償で使用することに問題はないとの指摘もなされていましたが、声明によると開発チームは既にJulian Faylonaさんと連絡を取り、作品の無断使用を謝罪しているとのこと。また、製作者としてクレジットし作品の使用に対する対価を支払うことを申し出たとしており、開発チームのツイートにはBungieの誠実な対応を称賛する返信が寄せられる状況となっています。

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