さて今週も「Game*Spark短歌」のお時間がやってまいりました。歌人っぽく季節感を気にした挨拶してたら、なんだか「会話のストックが天気しかない人」みたいに思えてきてやんなるこのごろ。皆さん今日はいい天気ですね！
本コーナー「Game*Spark短歌」では毎週日曜日に“激シブでダンディズムに溢れた本格派教養コンテンツ”としてゲーミングなトピックをダンディ短歌にしてお届け。爽やかなゲーミング歌人が相方のスパ公と共にゲーム業界のすべてがわかるクール短歌をお届けしていきます。
さて、今週ゲーミング歌人が気になった記事がこちら！
あ、間違えた。間違えてはいないのですが間違えました。ゲーミング歌人は雅かつダンディなハードコアゲーマーなので『閃乱カグラ』の「雪泉」に興味はない様子。むしろ『シノマス』で出てきた鴇に心惹かれているため、いくら白チャイナドレスといえども興味はないとのこと。
ちなみに、ゲーミング歌人は大学院時代の女友達に「なんか短歌、脂ぎってない？」と言われ傷ついたため「Game*Sparkの読者がこういうの好きだから仕方ないのさ！」と読者のせいにしたようです。そんな卑劣な歌人がここで一首。
怠き夜 夏の暑さを 刺す驟雨
新たな恐怖と 野狗子が覗く
Summer Game Festにて『野狗子: Slitterhead』の新PVが公開されます。『サイレントヒル』『SIREN』『GRAVITY DAZE』を手がけたゲームクリエイター外山圭一郎氏による新しいホラーゲームとあって、どのようなゲーム性になるにしても期待が高まりますね。ちなみに本記事を書いているのは7日ですので、歌人は新PVをまだ見てません。
ホラーではありませんが、歌人は『GRAVITY DAZE』の世界観を好みどっぷりはまっていて、キトゥンを操って世界を飛び回っていたら、ある日とある教会の上に『SIREN』のあのマークが掲げられていたのを見て一気に『SIREN』で味わったトラウマが再発したのが忘れられない思い出です。
『野狗子: Slitterhead』がどのようなゲーム性になるかも興味がわきます。ホラーゲームは季節を問わずリリースされていますが、夏が近づくこの季節に、ぜひ、ゲーマー諸氏も名作ホラーゲームを一晩で百本やってみてはどうでしょうか。百物語をやると最後に怪異が現れるといわれています。一晩で百本ホラーゲームをクリアできたら、あなたの背後にスパくんが現れてライターとしてスカウトしてくるかもしれませんよ……。
影の地に 足を踏み入る 褪せ人よ
地獄の輝き 羨ましくて
歌人曰く「いいな～！ 先に『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』遊べてゐゐな～！」とのこと。読者のみならず、ライターや編集者も思っているであろう感情が先に立ちます。初見プレイを楽しみにしている方もいるかもしれませんので、記事の内容についてはあまり触れません。
『ELDEN RING』をはじめとした『ソウル』シリーズの魅力は、そのゲーム性の高さもさることながら「美しく悍ましい世界」にもあることでしょう。『ELDEN RING』で地下に降りていった時に見た満点の星空、『SEKIRO』で立ったあの葦生い茂る地、『Bloodborne』の、あの月。死が横にあるからこそ美しさが引き立って、蠱惑的に映るのです。
新たな世界“影の地”にゲーマーが降り立てるのは6月21日です。ぜひ、期待して待ちましょう。先に『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』遊べていいな……マジで……。でも歌人は知っているのです。先行プレイをしてもプレイデータが引き継げるわけではないということを……。
そろそろなんか新しい素材撮影が来そうな予感を感じているゲーミング歌人が、この一週間で話題になったトピックで一首詠む“短歌企画”は連載企画ですので、普通に来週も開催されちゃいます。
公開するもしないも歌人次第ではありますが、読者の皆様もぜひコメント欄にて今週のゲームトピックに関する思いのたけ、おたけび、『閃乱カグラ』への想いを短歌としてしたため、ぶつけてみてください。
￥29,080
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
