
米サンフランシスコで現地時間の3月21日まで開催されていたGDC 2025。会場となったモスコーニ・センターのエキスポホールでは、ユニークな特殊コントローラーを使用したゲームの展示「alt.ctrl.GDC」も実施されていました。
本稿では、「alt.ctrl.GDC」の非常にユニークだったゲームをいくつかご紹介していきます!
オフィスチェアでレースバトル!

まずはオフィスチェアをコントローラーとして、ゲーム中でもオフィスチェアでレースをするゲーム『Clench The Stench』。

実際のオフィスチェアの回転部にセンサーが搭載されており、座先部分を左右に振ることでゲームの中のオフィスチェアが走るようになっていました。椅子を左右に振ること自体が結構大変で、意外と体力も消耗します。
モンスターの体内を実際に触るゲーム

『Paco`s Anatomy』は人間大のモンスターの体内に手を突っ込んで、中にある突起を触って治療するゲームです。体内にある突起をひっぱったり、触ったりすると、モンスターのPacoの命を助けることができるといった内容です。
猫は背中を撫でられると喜ぶ特性をゲームに

猫好きなら誰でもやったことがある猫の背中を撫でるということ。それを巨大な猫型(?)コントローラーで対戦ゲームにしたのが『How To Pet Your Cat』です。

2つの猫の背中を模した巨大なコントローラーを強く撫でると画面の猫が喜ぶので、多く喜ばせたほうが勝ちというゲーム。実際にプレイしてみると、撫でるとよりは素早く叩いたほうが高得点になりやすかったため、優しく撫でてしまう猫好きには不利かも……!?
大声で叫べば飛距離が稼げる?

『Kick and Loud』は、サッカーのゴールのようなところにサッカーボールのようにスリッパを蹴り(?)飛ばし、飛ばしたらすぐにマイク型コントローラーにできるだけ大声で叫ぶというゲームです。

声量が大きければ大きいほど画面上の蹴とばされた鳥の飛距離が伸びるという、なかなかぶっとんだゲームです。
日本人なら米、なゲーム

『RICE!!』はその名の通り、日本人には馴染みの深い白ご飯を親に怒られないように食べるゲームです。お茶碗と箸を模した専用コントローラーを使い、画面上の親の機嫌を損ねないようにうまく食べないといけません。
「alt.ctrl.GDC」に出展されていたゲームは、今回紹介したもの以外にも、シャワールームを使ったゲーム、電話を使ったゲームなどもあり、どれもゲームの可能性を広げるアプローチばかりでした。いつかはアーケードゲームとして誰でもプレイできる日が来るのかもしれません。
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