
デジタル配信サービスのSteamは言わずもがな、先日発売されたPortal 2など様々なタイトルでも大きな成功を収めているValve Corporation。そのトップに君臨するGabe Newell氏が、ゲーム開発者向けの情報サイトDevelopのインタビューにて、自社の経営スタイルについて言及しています。
“サービスとしての娯楽”を目指したいというGabe氏は、Half-Lifeのようなエピソーディック形式の販売モデルは終わり、アップデートが頻繁に行われるTeam Fortress 2やLeft 4 Deadのような、非常に短いサイクルで回していくスタイルを現在は目指していると発言。常に「今ユーザーの為に何が出来るか?」と考えていく、現在のValveの経営方針を明らかにしました。
しかしながら短いサイクルで回すゲームが増えることで、今後期待されるHalf-Life 3の様なメジャータイトルが遠のくのでは?と考えてしまうのもユーザーの心理。Gabe氏はこの疑問をキッパリと否定し、以下のように断言しています。
“これからも我々の手掛ける大規模なスケールの作品を見ることができるはずです。なぜならValveにはそれを成し遂げる能力があるからです”
(ソース: Develop via Destructoid)
【関連記事】
Valveが手の込んだARGプロモーションを進行中!?
Valve: ゴードン・フリーマンの冒険はまだ終っていない
Valve、東日本大地震の復興支援として『Team Fortress 2』の限定アイテムを販売
Valve: 『Half-Life 2: Episode 3』の発売に関しては話す準備が出来ていない
ValveボスGabe Newell氏の一番好きなゲームは『スーパーマリオ64』
ピーター・モリニューの息子ルーカス君からValveにメッセージ