
●Destrucotid: 8/10
成功を収めたシリーズ初期作品の独創性には届いていないが、最近の救いようがない最低な続編たちと比べれば頭一つは抜きん出ている。全体的に言えば、本作はシリーズの原点へと戻る偉大な帰還であり、長い歴史を持つ『Silent Hill』にもまだまだ魅力があるということを証明している……初期作品を正しくリスペクトしたスタジオが開発すればという条件付きで。
●GameSpot: 7.5/10
サイドクエストからサウンドデザインまで、『Silent Hill: Downpour』は変化を恐れていない。その結果、本作は過去シリーズよりも素晴らしく魅力的なゲームとなっている。
■長所: 『Silent Hill』シリーズ過去作品を思わせるビジュアルスタイル、声優たちの名演、サイドミッションによる探索
■短所: 堅苦しい戦闘、退屈なサウンドデザイン、常に発生するフレームレート問題
■長所: 『Silent Hill』シリーズ過去作品を思わせるビジュアルスタイル、声優たちの名演、サイドミッションによる探索
■短所: 堅苦しい戦闘、退屈なサウンドデザイン、常に発生するフレームレート問題
●Game Informer: 7/10
『Silent Hill: Downpour』をプレイしたことに後悔はしていない、ただプレイ中の体験は殆どが平凡だった。Vatra Gamesは素晴らしいストーリーを伝えることが出来るデベロッパーとしてそのポテンシャルを見せつけたが、2つの物語を複雑に交差させるよりも1つの物語をしっかりと作り上げた方が良かっただろう。本作を終える時、閉館間際のお化け屋敷で客が面倒くさそうにお化けに脅かされてしまい、困惑しつつ帰っていくような、そんな気分を私は感じた。
●PlayStation Magazine UK: 6/10
傑作と思える瞬間はあるし物語の立ち上がりにも興味を惹かれるが、本作をオススメするにはあまりにも欠点が多すぎる。『Silent Hill』ファンならばこの雰囲気を楽しめるだろうが、全く調整されていない本作の古いゲームプレイは停滞している。残念なことにプレイヤーは日々成長しており、そして『Silent Hill』は全く進歩していない。
●IGN: 4.5/10
『Silent Hill: Downpour』で最もストレスが溜まる要因は、質の悪い戦闘や退屈な探索、或いは技術的な問題でも無い。天気の悪い日に太陽の光が雲越しに見えるように、ストーリーからは名作の面影が垣間見えるという事実だ。連続した別世界や魅力的な主人公、町自体がMurphyの過去を形作るという手法など、本作は本当にシリーズにおける特別な作品になれたはずだった。残念ながら、前述した問題が『Downpour』を楽しくない、失望する体験へと作り替えている。
Vatra Gamesが手がけた海外製『Silent Hill』最新作、『Silnet Hill: Downpour』の海外レビューとなります。平均スコアはPS3版が6.2/10(レビュー数9)、Xbox 360版が7/10(レビュー数10)となり、前作『Silnet Hill: Homecoming』とほぼ同様の結果に。レビューではゲームプレイや探索シーンにおけるデザインの平凡さ、古臭さが厳しく追求されている一方で、ストーリーや初期の『Silent Hill』作品らしい雰囲気が多くのレビューにて賞賛されており、IGNでは名作となりきれなかった本作に対する“やるせなさ”とも取れるような、最低点となる4.5/10をつけています。
なお国内ではPS3向けに日本語版『Silent Hill: Downpour』が発売予定となっていますが、海外発売日が2011年から2012年へと変更された頃から続報が無く、現時点では発売日は未定となっている模様です。
(ソース: Metacritic)
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