携帯ゲーム機のFPSが日本で認知されはじめたのはPSPからだと記憶していますが、当時アドホックパーティーで盛り上がったのはいい思い出です。ゲーム自体のクオリティーは決して高いとは言えませんでしたが、「友達とゲーム機を持ち寄って一緒に遊ぶ」ことが楽しく、PS Vitaの登場により、あの頃以上の楽しさを表現できる環境は既に整っていました。
そしてPS Vitaの発売から1年と9ヶ月が経ち、ようやく発売された『KILLZONE: MERCENARY』。FPSとして何かに特出している訳ではありませんが、「いつでもどこでもプレイ可能」という携帯ゲーム機の特権を最大限に活かしつつ“狙って撃つ”というFPS本来の面白さを、据え置き機と同じ感覚で楽しめるのは有難いことです。
キャンペーンモードでは、資金さえ支払われればISA側にもヘルガスト傭兵側にも就く傭兵アラン・ダナーによるまったく新しいストーリーが展開され、様々なことが凝縮されたミッション形式で進行。
マルチプレイヤーモードはネットワーク回線を経由する必要があるものの、筆者はPS Vita本体を仲間と持ち寄り、WiMAXやイー・モバイル、スマートフォンのテザリング回線を利用して、一箇所に集まってプレイすることが可能でした。固定のWiFiがなくとも苦労せずマルチプレイを楽しめるのは良いですね。
このように、どこでも気軽に据え置き機と同等のクオリティーでFPSが楽しめるのは、我々ゲーマーが見た夢のプレイスタイルの1つのはずです。『KILLZONE: MERCENARY』をプレイして分かったことは、携帯ゲーム機でも問題なくFPSを楽しむことが出来るということ。貴方も自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。
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