●EGM: 75/100
- 良い点
- 様々なアクションが素晴らしかった
- 新たな敵が良かった
- Extinction modeはマルチプレイにおいて新鮮さがある
- キャンペーンモードが長過ぎる
- マルチプレイ時のユーザーインタフェースがひどい
- 軍用犬ライリーの鳴き声には感じるものがあった
悪い点
最も悪い点
●Official Xbox Magazine: 80/100
●GamesBeat: 80/100
- 素晴らしいアクション
- キャンペーンモードのストーリーや敵は、同シリーズの過去の作品と比べると劣る
- マルチプレイモードは“ダイナミックマップ”の登場により、良いものになっている
- “Squads”などのCo-opモードは、自身のスキル向上になる
- アニメーションや各シーンのグラフィックは現行機でのプレイでも充分に満足がゆく
総評
9つの過去作品の中で、初めて不満を感じる作品だった。これからも遊ぶし、マルチプレイもやる。しかしながら前作『Call of Duty: Black Ops II』のマルチプレイの方がより楽しめた。開発会社のInfinity Wardはなぜそのまま前作に要素を上乗せしなかったのかがわからない。
●Polygon: 65/100
●Giant Bomb: 60/100
●Destructoid: 50/100
- スリルが満載なキャンペーンモード、驚きと深みのあるマルチプレイモード、バラエティに富んだソロやCo-opでの“Squads”や“Extinction”モードなど、本作において開発会社のInfinity Wardは過去最高の仕事をした。
●NZGamer: 87/100
●GameSpot: 80/100
●Metro GameCentral: 80/100
●Game Informer: 80/100
- コンセプト: 『Call of Duty』シリーズの新たな世界とキャラクターをユーザーへ紹介している
- グラフィック: グラフィックエンジンがどの機種においても混沌としたシーンを見事に再現している
- サウンド: 発砲音はリアルであり、声優もキャラクターに適している
- 操作性: 大きな進歩はないが、ガンプレイがスムーズ
- エンターテインメント性: 洗練されていて楽しいが、大きな進歩はない
- リプレイ性: やや高い
●Telegraph: 80/100
●The Escapist: 80/100
●GamesRadar: 80/100
- 良い点
- シリーズおなじみの、素晴らしい洗練された操作性
- 今まで以上にエンタテインメント性に優れたマルチプレイモード
- シングルプレイはとても退屈
- “Squads”は『Call of Duty: Modern Warfare 3』での“Special Ops”というよりは練習モードといったようなもの
- “Extinction”は『Call of Duty: Black Ops 2』の時の“Zombies”よりも新鮮味がない
悪い点
●Playstation Official Magazine UK: 80/100
●Joystiq: 70/100
●GameTrailers: 70/100
●Edge Magazine: 70/100
- 多くのユーザーは次世代機にて『CoD』シリーズがローンチに存在することで満足するかもしれないが、それにも関わらず機会を失った。現行機において際立ったFPS作品を作ってきたスタジオは、次世代では同じような立場から衰退する。次のチャンスが来たとしても、手遅れかもしれない。
●Eurogamer: 70/100
海外ではPS3/Xbox 360/Wii U/PC版が11月5日に発売され、次世代機ではPS4版が11月15日に、Xbox One版が11月19日に発売予定の『Call of Duty: Ghosts』の海外レビューです。開発を手がけるのはシリーズおなじみのInfinity Ward。毎年リリースされてきている本シリーズも、今作は次世代機の登場により計6つに渡るハードへのリリースとなる予定です。
評価については、PS3版が75、Xbox 360版が74(レビュー数はPS3: 8、Xbox 360: 24、Wii U/PC: なし)となっています。PS4版と共にプレイしているサイトも多いですが、そのほとんどが現行機でも充分に鮮麗なグラフィックを評価。またマルチプレイでのキャラクターカスタマイズについては、外見の部分というよりもPerkを選択できる量や幅について、概ね高い評価を得ています。
また次世代機版についてはPS4版のメタスコアが78(レビュー数: 41、Xbox One: スコア/サイト共になし)。次世代機であることによる良い点を挙げるというより、次世代機のわりには現行機と悪い意味で遜色のないものになっているといった評価を下しているところも散見されました。次世代機においてもこの大型FPSタイトルへの期待が大きかったのがわかると共に、その期待は大き過ぎたといった結果になったのかもしれません。
他にも、キャンペーンモードへの評判があまり高くなく、単調さを指摘するサイトも多くありました。しかしながらゲームに特化していないメディアサイトの評価については、逆に高評価しているところもあり、刷新されたストーリーは新規ユーザーに対しては門が広く開かれているのかもしれません。
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また多くのサイトが共通して取り上げていたのがライリー。本作の情報が解禁された際はこの軍用犬がどのようにストーリーに絡み、活躍するのかが注目されていましたが、実際には重要な役割を持つわけではなく、キャンペーンモードでも多くは登場しないようです。しかしながらマルチモードでは意外と?活躍できるとの評価もあり、シューター作品ながら一風変わったキャラクターが好まれる形にもなっていました。
本作は国内では11月14日に日本語字幕版が、12月12日に日本語吹替版が発売予定。次世代機については、Xbox One版は未定ですがPS4版はローンチと同タイミングの2014年2月22日に発売予定となっています。先日は国内版の発売記念イベントも開催。Game*Sparkではイベントレポートをお届けしていますので、チェックしてみてください。