●Game Informer: 83/100
●joystiq: 80/100
●GameStar: 79/100
●IGN: 73/100
- 『Might & Magic X: Legacy』はグリッドで構成されたターンベース戦闘を実現したゲームであるため、現代のストーリー主導RPG群から逃れるのに特に向いている。しかしながら、このアプローチはオープンワールドを探求するのに上手く機能していなかった。しかも、全体的に最適化問題を抱えている。だが昔ながらのダンジョンを徘徊し、プレイヤーのミスを嫌わないなら、レガシーは普通に答えてくれる。
長所
・困難だが、公平
・多様なクラス選択
・強烈な戦闘
短所
・厄介なグリッド
・最適化問題
●PC Gamer: 73/100
●Eurogamer: 70/100
●Strategy Informer: 65/100
●GameSpot: 60/100
- 『Might & Magic X: Legacy』は、いつかのRPGにあったシンプルで複雑な時代、戦闘に関してプレイヤーに多くを求めるた時代に逆行したものとして、多少成功している。もし懐かしさがこの王国へ誘うのなら、たぶんその時間を費やすのに後悔しないはずだ。もし、昔このような特徴を持ったゲームに触れてなかった場合、積極的にチャレンジと制限をスルーせず、その価値を認めるのはより困難だ。
長所
・様々なクラスと種族が存在するため、パーティー構成をカスタマイズできる。
・戦術的な戦闘とパーティー育成の両方は、かなり難解だがやりがいはある。
短所
・かなり時代遅れの品質。
・とんでもない難易度のおかげで、時折長ったらしくつまらない戦闘になる。
●GamePlanet: 55/100
●Metro GameCentral: 50/100
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2014年1月23日にリリースされたUbisoftの『Might & Magic X Legacy』海外レビューになります。
本作は、2002年の『Might and Magic IX』から、約11年振りのナンバリングタイトルとして2013年3月に発表されたPC向けタイトルで、開発はドイツのLimbic Enterainmentが担当。一人称のターンベーススタイルRPGです。また、このシリーズはスピンオフが多くある事でも有名で、2006年に登場した一人称アクションRPG、『Dark Messiah of Might & Magic』や、ターンベースストラテジーゲーム『Might & Magic: Heroes VI』があります。Metacriticで本作は71点(レビュー数: 28)を獲得しています。
本作のレビュー傾向では、様々なクラスと種族が存在するため、多様なパーティー構成が可能であることと、手ごたえある強烈な戦闘、一人称グリッドの懐かしいスタイルと、困難でありつつも旧作RPGファンにお勧めなターンベースゲームとのこと。
短所では、その手ごたえある戦闘のおかげで、時々戦闘が長くなってしまうことと、かなり時代遅れな品質、そして最適化問題が多く短所として指摘。また、短所として挙げられてはいませんが、背景、植物、オブジェクトが少し違うだけのものが、多く存在しているということや、『M&M X』のグラフィック効果に関する、オプションがないこととが問題に挙げられています。
しかし、『Legends of Grimrock』を除いて、現代ではあまりないタイプのゲームであり、ある意味カムバックを果たしたことは良いことだ、というレビューもあるため、一概に切り捨てることが難しいと言えます。全体的には、「期待通り」ではないが、懐かしく歯ごたえがある古典的なRPGとして評価された『Might & Magic X: Legacy』。本作は日本語版もリリースされており、古くも新しく蘇ったRPGを体験してみるにはいい機会なのかもしれません。