先週公開されたローンチトレイラー
●EGM: 90/100
●IGN: 90/100
●GameTrailers: 90/100
●Game Informer: 90/100
- コンセプト: 支配された世界を、武器の力を掘り起こしながら冒険する
- グラフィック: 温かみのある水彩画のような雰囲気が、先端技術を用いたグラフィックに柔らかさを与えている
- サウンド: ジャズやエレクトロを織り交ぜたクリエイティブなサウンドトラックと、エモーショナルな気分になる歌声
- プレイアビリティ: ゲーム内におけるアップグレードシステムを把握するのには時間がかかるが、ゲームの程よい難易度が与えてくれる没入感により、充分にマスターすることができる
- エンターテインメント性: ストーリーからゲームプレイまで驚きや発見があるが、困惑する部分や答えのない疑問が沸くことをプレイヤーは理解しておかなければいけない
- リプレイ性: やや高い
●Eurogamer: 90/100
●Polygon: 85/100
- 『Transistor』は一見可愛い顔のキャラクターによるよくあるスタイルの作品に見えるかもしれない。そのスタイルや美しさがにじみ出ており、その奇妙で素晴らしい世界にすぐに引き込まれた。しかしながら本作が本当に美しい点は戦闘であり、何時間も没頭してしまうことになった。
●Destructoid: 85/100
●PC Gamer: 80/100
●GameSpot: 80/100
●Metro GameCentral: 70/100
●The Escapist: 70/100
●Joystiq: 70/100
●Post Arcade (National Post): 55/100
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PS4/PCにて海外で発売されたアクションRPG『Transistor』の海外レビューです。開発は、過去にXbox Live及びPC/iOSでリリースされた『Bastion』を担当したSupergiant Games。同スタジオにとって2作目となる三年ぶりの新作となっています。
海外サイトの評価は比較的高く、メタスコアはPS4版が84(サイト数: 31)、PC版が82(サイト数: 23)。高評価へと繋がったポイントは複数ありますが、まずは音楽。ジャズとエレクトロを組み合わせた音楽が中心となり、Steamではサウンドトラックが発売されるなど、本作の大きな特徴のひとつとも言える要素が、海外サイトにとっても評価ポイントとなっています。反対に低評価となった点は、そのゲームシステム。主人公「Red」の武器となる「Transistor」はストーリーが進むにつれ成長していきますが、その強化システムが複雑、といった評価を下しているサイトが散見されました。
しかしながらやはり総合的には評価が高く、『Bastion』にも通じるどこか不思議で暖かみのある芸術的な作風とは裏腹に、戦略性やスピード感を求められるバトルは充分なやり応え。ゲームデザインだけに頼らない作品として、高い評価を得ることになりました。
海外では5月20日にリリースされた『Transistor』。勢いのあるインディー系タイトルにおいて、充実したゲーム性と魅力的な音楽やデザインを持つ作品として、是非一度手に取ってみたくなる一本です。