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ラスベガスPlayStation Experience会場にて展示されている、PS4専用の殺人鬼ホラーアドベンチャー『Until Dawn - 惨劇の山荘 -』のデモをプレイしてきました。
当初PlayStation Move対応のPS3タイトルとして発売予定だったものの、延期を経てPS4タイトルに生まれ変わった本作。TGSでプレイ機会を逃した筆者は今回改めてゲーム画面を目にしましたが、グラフィッククオリティーが予想以上に高い仕上がりで、最初からPS4で開発されていたかのような印象を受けました。さすが、Guerrilla GamesのPS4エンジンを採用しているだけあります。
デモをスタートすると、まずテキストメッセージでいくつかの質問が現れ、DUALSHOCK 4のライトバーを向けて回答を選ぶ必要があります。「流血とムカデどちらが嫌い?」「串刺しと窒息死どちらが嫌い?」などと不気味な質問ばかりで、これらのチョイスがゲームにどのような影響をあたえるのか考えるだけでちょっと恐ろしいです。
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ゲームプレイは、主人公の一人であるサマンサが入浴中、背後に怪しい気配を感じるシーンから開始。『悪魔のいけにえ』『エルム街の悪夢』『スクリーム』などにはじまる、若者が次々犠牲になるスラッシャームービーお決まりの王道展開です。序盤は、姿を消してしまった友人たちを探して山荘内を歩きまわる探索パート。サマンサは所々に残された手がかりを調べることができます。カメラ視点はほぼ固定されているもののL1を押せば一人称視点になって周囲を見渡せます。
デモの後半は、SCEAキーノートでもライブデモが披露された殺人鬼とのチェイスパート。展示ルームにいた開発者いわく、探索パートとは対照的にテンポの早いアクション的なゲームプレイを採用し、危機的状況下でのプレイヤーのとっさの“状況判断”を促す作りになっているということです。
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殺人鬼に追われ、バスローブ姿のまま山荘の地下室へと逃げこむサマンサ。ここでは基本的にリアルタイムのカットシーンを見ているだけで移動操作は受付ないものの、要所で「走る?それとも隠れる?」といった選択肢が現れ、モーション操作でどちらかを決定。結果により即死してしまうこともあれば、QTEが発生して乗り切れることもあります。QTEはボタン入力だけでなくタッチ操作が必要な場合もあり、DUALSHOCK 4の機能を駆使したデザイン。
今回のデモは1キャラクターの1シーンだけを切り取った非常に短い内容で、15分足らずで殺されて終わってしまう「意思決定(Decision Making)」のゲームプレイ要素にフォーカスした内容だっため、本作のウリであるストーリー要素「バタフライエフェクト」と男女8人各々のドラマが交錯することで真価が分かってくるはずです。
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『Until Dawn - 惨劇の山荘 -』はPS4専用で2015年発売予定です。