NeoGAFに投稿されたトピック「#AHideoKojimaGame - Giving creators the recognition they deserve」では小島監督ファンが集い、「小島プロダクション」クレジット表記の削除について議論が交わされていました。更に、Twitter用ハッシュタグ「#AHideoKojimaGame」「#AKojiProGame」を用いた上で、ゲームクリエイター小島秀夫監督にメッセージを送ろうと言う企画が立ち上がっていました。
- 「“#AHideoKojimaGame”と“#AKojiProGame”でTweetして、広く伝えよう。みんなが求めている『メタルギア』は、いつだって“ゲームクリエイターの仕事を称えてきた”ってことを。」
「全力でサポートするよ。」
「(クレジットを消すなんて)バカげたやり口だ。だけどほとんどのゲームって、パッケージにクリエイターの名前を載せてないよね。」
「完全に同意、Tweetもたった今してきた。小島監督と小島プロダクションの名前がボックスアートから消された一件については、きっと私達にはどうしようもないんだろうけど、90年代から素晴らしいゲームを作って会社を救ってきた男を尊重すべきかどうか、コナミに伝える権利はある。」
「小島監督の名前が消えちゃうのってそんな大変なことなのか?彼を手助けしたチームだって同じだよね?なんで個人を強く崇拝するの?」
「同じことが言いたかったけどチームについては違うな。他のゲームデザイナーやディレクター、プロデューサーとはね。映画作品がたまにやってるみたいに、キーパーソンの名前はカバーに載っていて欲しいんだ。おっ!“Hideki Kamiya game”だって?この人知ってるな、プレイしてみよう!……っていう感じで。」
ネームクレジット表記が削除された一件を受けてからは、海外国内問わず、多くのユーザーから“#AHideoKojimaGame”及び“#AKojiProGame”に向けて『メタルギア』への熱い思いが投稿されていました。NeoGAFフォーラム内でもその動きは活発化しており、シリーズファンからの切実な思いやゲームクリエイターを称える意思が強く感じられました。
また、NeoGAF内トピック「Konami seeking new main staff members for development of new Metal Gear series」では、コナミから発表された新作『メタルギア』開発メンバー募集についても言及されています。
- 「うーん……フェアな観点から言えば、小島監督は自分の後継者が欲しいんじゃないかな。だけどちょっと早過ぎるよね?」
「それで、『サイレントヒルズ』はどうなっちゃうの?」
「デル・トロのゲーム界進出の野望は呪われてんな。」
「小島監督には『MGS V』をこれまでで最も素晴らしいタイトルとして作って欲しい。それがコナミにとってのスタンダードクオリティーになってくれることを願うよ。」
「大丈夫でしょ、毎年言ってることだし。」
「このコナミの新作『メタルギア』開発アナウンスは、今までのシリーズの中で最も早いスパンで行われてるんだよ。リリース日程がやや加速してるってことも前提に置かないといけないし、人気フランチャイズから毎年新作がリリースされることは、パブリッシャーにとって一般的になりつつある。これは小島監督が主導してきた頃よりも、ハイペースで『メタルギア』シリーズをリリースしたがってるってことでもあるんだ。」
「コナミはNinja Theoryを次回『メタルギア』開発陣として雇うかもね。西洋向けのアピールになるし。」
「十分『メタルギア』は西洋的だよ。ユーモアは日本的だけど。『メタルギア』シリーズは、サイバーパンク愛を詰め込んだ80年代アクション映画へのラブレターみたいなものだ。」
次回作『メタルギア』開発陣については明らかになっていないものの、こちらのトピックでも小島プロダクションと小島監督へのリスペクトが感じられるメッセージが多く寄せられていました。世界的な人気を誇っている『メタルギア』シリーズ、そして小島監督の存在は、今後も国内のみならず海外在住のゲーマーにとっても、大きな話題になっていきそうです。