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9月17日から20日まで開催される「東京ゲームショウ」のビジネスデイにて、テクニカルジャーナリストの西川善司氏が、“AVerMedia(アバーメディア)”と“Mad Catz(マッドキャッツ)”の最新製品を紹介するセミナーが開催されました。
セミナーでは以前Game*Sparkでもご紹介したAVerMediaのゲームキャプチャー機器「Live Gamer EXTREME GC550」をはじめ、新製品のゲーミングマイク「Aegis(イージス) GM310」 と、ゲーミングスピーカー「Ballista(バリスタ) GS315」が登場。以下新製品の概要を記載します。
ゲーミングマイク「Aegis(イージス) GM310」
オンラインゲームをしながら楽しく音声チャット
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- ・高感度のUSB接続マイク
・スピーカーからの音声を遮断
・マイクを中心とした半径約60cmの範囲を集音可能
・音量調整のつまみでマイクのボリュームをコントロール
(PCからの設定は不要)
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西川氏によると、GM310はUSB接続であるため、PCからのノイズの影響を受けず、マイク音量(自分の声の音量)をリアルタイム操作できる上、ミュート機能もあると説明。普通のマイクで実況動画を撮ると、TVから鳴っているゲーム音を拾いハウリングやエコーの原因になる時があるが、ハウリング防止機能の付いた本製品ではそうした心配もないのだとか。
ゲーミングスピーカー「Ballista(バリスタ) GS315」
ゲームに最適化した音声を楽しめるスピーカー
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- ・BGMや戦闘中の銃声、足音、武器音などの最適化
・Bass(低音域)とTreble(高音域)を自由に調整可能
・3wayサテライトスピーカー、最大77W出力
・小音量でも高音質で再生
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2.1chのサウンドシステム。メインのステレオスピーカーとウーファー、そしてコントロールユニットを搭載。入力系統は3つあり、3つの機械まで接続可能(マイク接続やLine in等)。ユニークな機能として「アサシンモード」というのがあり、スイッチを押すと音がミュートではなく“すごく静か”になる。良い具合に低音と中音域のバランスがとれた静かな音が楽しめるので、例えば電話がかかってきた時に押すと、電話に出ながらゲームの音も聞けるので便利とのことです。
AVerMedia TECHNOLOGIES社はキャプチャーデバイス製品などを中心に展開しているメーカーですが、今回はAVerMedia初の“ゲーミングデバイス”のお披露目。今後はゲーミングデバイス開発も視野にいれていくのか、ゲーマーにとっては期待が高まるセミナーでした。
Mad Catzの製品紹介では、最新のカスタマイズできるゲーミングマウス「R.A.T. PRO X」と廉価版の「R.A.T. PRO S」、ワイヤレスヘッドセット「F.R.E.Q. 9」、スマートフォンやタブレット端末を取り付けられる変形型コントローラー「L.Y.N.X. 9」が紹介されました。
Mad Catzのデバイスはエッジの効いた格好良いサイバーなデザインが多く、またカスタマイズできる特徴から“変形する”という見た目的に大きなインパクトがある物もあるので、この機会に肉眼で見たいという方は東京ゲームショウ「マッドキャッツブース(6-C03)」にて確認できます。