●Game Informer: 85/100(PS4)
- このHDリマスター版は、GAMECUBE版のオリジナル作を楽しんだプレイヤーや、時折うんざりするアイテムインベントリの整理に耐えられるプレイヤーであればオススメできる。
●Xbox Achievements: 80/100(Xbox One)
●LevelUp: 78/100(PC)
●Playstation Universe: 75/100(PS4)
●GameSpot: 70/100(Xbox One)
- 良い点
- 素晴らしいアートディレクション
- 緊張感のあるシーンが多数盛り込まれている
- 興味を起こさせる豊かなマップ環境
- ウェスカーモードは最高に楽しい
- キャラクターが弱い
- 複雑な操作性
- いくつかの反復的なパズル要素
悪い点
- クラシックな『バイオハザード』シリーズの最終作と呼べる『Resident Evil 0』だが、今となっては不格好でもあり、イライラすることも多い。しかしながらHDリマスタリングが施されたグラフィックスやサウンドは素晴らしく、すぐにでも入手するべき。(アイテムインベントリなど機能面における)“ゆがみ”にさえ慣れれば、今日においても偉大なタイトルだ。
●The Jimquisition: 60/100(Xbox One)
●CGMagazine: 50/100(Xbox One)
- 本作オリジナル版はシリーズの中でも最もアクション要素が少なく、キャラクターやロケーションは面白くもユニークでもない。もし君が「悪夢のように恐ろしいインベントリ機能にも臆しないシリーズ熱狂的なファン」でないのなら、腐った死体のような今作はスルーすることをオススメする。
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海外で1月19日よりリリースされた『Resident Evil 0: HD Remaster(バイオハザード0 HDリマスター)』レビューをお届けしました。PS4版平均スコアは75点。Xbox One版では68点、PC版では70点をマーク。全体を通して70点前後と、上々の評価が与えられています。なお、PS3/Xbox 360版スコアは本記事執筆時において集計されていません。
特筆すべき評価点として挙げられるのは、当然ながらグラフィックスや音響演出に施された丁寧なHDリマスタリング。2002年のオリジナルリリースから14年の歳月が経っているものの、現代の開発技術で新たに描かれるスリル感は多くのメディアで称賛されています。爽快感が魅力的なエクストラ要素「ウェスカーモード」も、高評価に繋がるスパイスとして十分に仕上げられていたようです。しかしながら、その一方で気になるのはオリジナルから引き継がれた一部の機能面。比較的イージーな「アレンジ操作」を搭載しているものの、煩雑なアイテムインベントリの整理システムなどは不満点として特に目立っていました。
『バイオハザード0 HDリマスター』PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360ダウンロード版、PS4/Xbox Oneオリジンズコレクション、そしてPS3パッケージ版は、国内で1月21日より発売されます。PC(Steam)ダウンロード版は1月20日から配信予定です。