●VideoGamer: 100/100(PS4)
- 『ディスオナード2』は君が好きな『ディスオナード』のすべてを詰め込みつつも、ぎゅうぎゅう詰めになり過ぎないよう改善している。美しいデザインに積み重ねられたゲーム性、隠された宝石と謎に包まれた物語を備えている上に、空中で人を刺殺することだって出来る。
- グラフィックス: 新たなVoidエンジンは絵画風アートスタイルに大きなアップデートを与え、活気に満ちた舞台“Karnacan”は“Dunwall”から優れた変化を感じられる
- サウンド: 有名なキャスト陣にも関わらず、その声の演技はせかせかしている。“Emily Kaldwin”役のErica Luttrellは特にぎこちない
- プレイしやすさ: ステルスに焦点を当てても戦闘にフォーカスしてもやりがいのあるゲーム性を感じさせてくれる
- エンターテイメント性: 今作の世界観で繰り広げられるストーリーテリンと、不足したナラティブを補填するように創意工夫を刺激するスマートなレベルデザインは素晴らしい
- リプレイ性: やや高め
- 2つのユニークなスキルセットでプレイできる、10章から成る魅力的でゴージャスで想像力豊かな世界を感じさせるエピソード。『ディスオナード2』は記憶に残るようなゲーム性を持っている。
●GamesRadar+: 90/100(PS4)
●The Daily Dot: 90/100(Xbox One)
●WCCFtech: 90/100(PC)
●GameSpot: 80/100(PS4)
- 良い点
- 様々な方法で組み合わせることができる発明的な武器と能力の融合
- 真に記憶に残るような魅力的なプレイ感を持つ、一部の傑作的ミッション
- より広大になった世界は豊かで詳細まで描かれ、驚異的でもある
- リッチでやり甲斐のあるサイドコンテンツ
- 後半のステージはチャレンジ性に欠けていて、能力が強力過ぎたり刺激が少ないように感じてしまう
- 先が分かるようなプロットと説明が多いナラティブは、ストーリー性の不足点になっている
- とある隠された“ルーン”には気を狂わされる
悪い点
- 『ディスオナード2』は、PCでさえも追いつけないほど多くのプレイングを狙っている。Arkaneが最適化を施せるようになり、前作ダウンロードコンテンツ「ナイフ・オブ・ダンウォール」のような作品をリリースできれば、今年度最もオススメしやすい作品となる。
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海外で11月10日よりリリースされた『ディスオナード2(Dishonored 2)』の海外レビューをお届けしました。PS4版平均スコアは91点(総レビュー数22件)、Xbox One版では88(総レビュー数6件)、PC版では92点(総レビュー数11件)をマーク。100点満点のレビューも見られる華々しい評価を受けています。
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前作に引き続き重厚な世界観とシナリオ、そして巧みに操れる暗殺スキルが魅力とされる『ディスオナード2』ですが、今作でもそのスマートかつ軽快なプレイフィールには多くのメディアから太鼓判が押されています。一部収集要素やシナリオ展開に不満点は見られますが、総合評価を下げるほどの欠点にはならなかったようです。
『ディスオナード2』は国内では2016年12月8日よりPS4/Xbox One向けに発売予定。Steamで販売されているPC版においては、同日に日本語版が配信される予定です。