◆第3章:Ubisoftの異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めてタチャンカを愛するようになったか
ここまで、タチャンカの経歴やゲーム内での歴史を振り返ってきたわけですが、読んでいると、彼が愛される理由がなんだかわかってきましたよね。
…………まだわからない?そうですか……。まあ気持ちはわかります。筆者も野良でやってるとき、味方にタチャンカがいれば、除外投票はしなくても敗北を覚悟します。フレンドとやっているときにタチャンカを使うプレイヤーがいたら、ボイスチャットは賑わいます。
ですが、すこし考えてみてください。こんなゲームキャラクターがいまだかつていたでしょうか?いや……まあいたかもしれませんが、タチャンカは「カッコイイ」と「オモシロイ」が二律背反的に同居する、空前絶後のキャラクターなのです!!
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この魅力のおかげなのか、Ubisoft、そしてユーザーからタチャンカは愛され続けています。2016年11月、本作のプレイヤー数が1,000万人を突破した際には、その肉体美を披露。また、アップデートによる強化のときには、もはや、意味がわからないレベルの画像が公開されました。
2017年4月には、Ubisoft JapanがTwitter上で行っていた『レインボーシックス シージ』オペレーター人気投票でタチャンカが優勝。ユーザーからの熱いサポートには、思わずこみあげてくるものがありますね。さらに2017年7月、本作の新要素「アルファパック」が追加される際、見覚えのある半裸のタチャンカが再登場し、半素材化も果たしました。
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海外では、Year 2 Season 3「オペレーション・ブラッドオーキッド(Operation Blood Orchid)」配信前に、新マップである「Theme Park」で遊ぶタチャンカの画像が公開され始め、タチャンカマニアの間に衝撃が走ります。「こんなタチャンカ見たことない!!」Ubisoftにしかできない公式の新素材に筆者は興奮を隠せません。"タチャンカがタチャンカだったから"こそ、アトラクションではしゃぐ、というロシア人男性の新たな一面が生まれたのでしょう。
◆最後に:タチャンカは眠らない
どうでしょう?タチャンカの魅力が、今度こそわかっていただけたかと思います。もちろん、筆者よりタチャンカのことが詳しい方はいらっしゃると思いますが、本記事には私なりのタチャンカへの想いを詰め込んだつもりです。また、「タチャンカを好きになったばかりだよ……」という人が仮にいたら、気にすることはありません。期間なんて関係ないのです。
スポーツや芸術、ゲームなどが、国や人種の隔たりを取り払ってきたように、「タチャンカ」もすべての人を繋ぐポテンシャルがあります。筆者は『レインボーシックス シージ』をPS4で遊んでおり、わざわざPSNのアイコンを有料のタチャンカにしているのですが、海外のユーザーから「なんでタチャンカのアイコンなんだよw」と軽く煽ら……褒められたことがあります。
Year 3突入も発表され、まだまだ勢いが増していきそうな『レインボーシックス シージ』。筆者は、これからもタチャンカをまあまあの頻度で使い続けていきたいと思います。最近遊んでないよ、という方がいましたら、久しぶりにタチャンカに会いに行ってみてはいかがでしょうか。よろしければ、コメント欄でタチャンカや他オペレーターへの愛を叫んでみてください。