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2019年4月19日より『オーバーウォッチ』にてアーカイブイベント「ストーム・ライジング」がスタートしました。本記事ではどんな内容のイベントなのかを簡単にご紹介します。
そもそもアーカイブイベントって?
『オーバーウォッチ』のアーカイブイベントでは、ゲームのストーリーに焦点を当てたCo-opミッションを提供。登場するヒーローたちが関わった過去の出来事が描かれるとともに、いつもとは違ったゲーム体験を楽しむことができます。「アップライジング」「レトリビューション」に続く今回の「ストーム・ライジング」ではトレーサー、ゲンジ、ウィンストン、マーシーの4人が、国際テロ組織タロンの財務管理担当マクシミリアンを捕まえるべく、彼の護衛の兵士たちと戦いを繰り広げます。
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『オーバーウォッチ』の背景を超簡単ひとまとめ
まずは『オーバーウォッチ』のおおまかなストーリーを時系列でご紹介(アーカイブイベント中心)。
■現在の物語から30年前
・人工知能ロボットのオムニックによる反乱、オムニック・クライシスが発生。
・国連がオムニックに対抗するための組織オーバーウォッチを結成。■26年前
オーバーウォッチの活躍によりオムニック・クライシスが終結。
オーバーウォッチは平和維持活動に移行するとともに、極秘作戦部門ブラックウォッチが開設。
※ここまでの間がオーバーウォッチの黄金期■9年前
汚職事件や不祥事などによりオーバーウォッチに批判が集まる。■8年前
(アーカイブイベント「レトリビューション」)オーバーウォッチの施設がテロ組織タロンによる攻撃を受ける(コミック)。
首謀者アントニオ・バルタロッティを捕らえるため、ブラックウォッチが非公式の極秘任務を決行するも失敗。ブラックウォッチの存在が公になってしまう。■7年前
(アーカイブイベント「アップライジング」)オムニックの過激派集団ヌルセクターが蜂起。オーバーウォッチがストライクチームを派遣して鎮圧する(コミック)。■6年前
(アーカイブイベント「ストーム・ライジング」)タロンの財務管理担当マクシミリアンを捕らえるため、ストライクチームが出撃。
ウィンストンらがドゥームフィストを捕らえる(数年後に刑務所から脱獄)。
オーバーウォッチ本部が爆破される。
ペトラス法が制定され、オーバーウォッチの活動が違法となり解体。■5年前
第二次オムニック・クライシスが発生。■現在
オーバーウォッチが再結成。
公式のデジタルコミックや短編アニメーション/オリジンストーリーでは多くのキャラクターの物語や詳細な設定が描かれているので、興味が湧いた方はそちらも要チェック!
さっそく「ストーム・ライジング」をプレイ!
今回のミッションの舞台は喧騒に包まれるカリブ海の都市にして、邪悪なテロ組織タロンの活動拠点ハバナ。マクシミリアンを追うヒーローたちの前には多くのタロン兵士が立ちはだかります。
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使用可能なヒーローはトレーサー、ウィンストン、ゲンジ、マーシーの4人。追跡任務ということだけあって、過去の2つの任務と比べると機動力のあるチームです(全てのヒーローを使えるモードもあります)。
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敵の種類は前回イベント「レトリビューション」と同じく、“トルーパー”、“エンフォーサー”、“スナイパー”、“アサシン”、“ヘビーアサルト”が登場。それぞれ次のような特徴を持っています。
■トルーパー
マシンガンを持つ一般兵士。単体では強くないものの、数体まとめて出現するので油断は禁物。■エンフォーサー
トルーパーよりも若干硬く、ショットガンを持つ。至近距離ではなかなかのダメージを喰らうので、ヘルスが少ないトレーサーを使う場合は注意。■スナイパー
高所からプレイヤーを狙う狙撃兵。射線に捉えられないよう動き回るか遮蔽物に隠れよう。放置していると他の敵と交戦中にあっさり抜かれしまうぞ。■アサシン
壁を飛び回った後にプレイヤーめがけて突進、捕まると馬乗りでガンガン殴られる。混戦時に捕まると非常に厄介なので優先的に倒しておこう。■ヘビーアサルト
最大の体力を持つ強敵。両手のガトリングガンの火力は凄まじく、近距離ではラインハルトのようにチャージ攻撃も繰り出して来るので気をつけよう。
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戦闘エリアは美しい建物が立ち並ぶ街中、ラム酒の蒸溜所ドン・ラムボティコ、史跡シーフォートの3つに分かれており、街を進みながら敵を一掃→蒸溜所で敵の襲撃に耐える→敵を倒しながら爆薬を積んだトラックをシーフォートまで運ぶ(トラックは攻撃されても爆発しません)→シーフォートで最後の敵の猛攻に耐える……といった流れになります。
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最後は爆弾を積んだトラックをシーフォートの扉に突っ込ませて、ミッション完了。ムービーが流れ、オーバーウォッチが本当は誰を追っているのかが明らかとなります。ムービーは非常に気合が入っており、思わず見入ってしまうクオリティです。
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まとめ
正直に申しますと今回は新しいタイプの敵がいなかったり、既存のスナイパー、アサシン、ヘビーアサルトの登場演出もなかったり、キャラクターのコスチュームがノーマルだったりと(これはストーリー設定上変えられなかったのかもしれませんが)、過去のアーカイブイベントと比べると若干の物足りなさを感じます。
しかしながら前述したように、ムービーパートの仕上がりは良いですし、ゲーム中にはキャラクターがよく喋ってストーリーに興味を持たせてくれます。そしてムービー最後にはプレイアブル化も期待される新キャラクターが登場したりと、今後の展開がますます楽しみになりました。
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そんなわけで『オーバーウォッチ』を毎日プレイしている方も、ちょっと離れていた方もアーカイブイベント「ストーム・ライジング」を是非お楽しみください。なお、4月24日までは本イベントもプレイできる無料体験が実施。あわせて4月29日までのセールが行われているので、本作未体験の方は今がヒーローになるチャンスです。
「ハムスターを敬え」
— [PC]オーバーウォッチ (@jpPlayOverwatch) 2019年4月21日
全世界でプレイヤー数が4,000万人突破!
4/24 15:59まで期間限定で無料体験実施中!
ゲーム内のプレイ⇒アーケード⇒任務アーカイブで期間限定イベント「オーバーウォッチ・アーカイブ」もプレイ可能
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