気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Stello Hexis氏開発、PC/Mac/Linux向けに4月20日リリースされたレトロ風オープンワールドRPG『Knights of Tartarus』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、レトロなドット絵グラフィックが特徴のオープンワールドRPG。プレイヤーはタルタロス(Tartarus)と呼ばれる世界をモンスターたちと戦いながら進んで行くことになります。モンスターはそれぞれに様々なスキルを所持しており、プレイヤー次第でそれらの入手が可能なほか、アイテムクラフトに必要な素材なども所持しているとのこと。また、フックなどを使い様々なトラップやパズルを攻略していく、アクションゲーム的な要素も存在しています。記事執筆時点では日本語未対応です。
『Knights of Tartarus』は1,320円で配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。
Stello Hexis氏(以下Hexis氏)アメリカ人開発者のStello Hexisです。一人でゲーム開発のすべてを行なっています。アートのようにすごく不得意な分野もあるのですが、良い見栄えになるまで何度も作り直して完成させています。プログラミングなど、他のことは結構すんなりとできるのですが
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Hexis氏Newgroundsというサイトで2007年にFlashゲームを作り始めました。私の作るゲームはどれもひどく、レビューでも散々言われ、投稿するのをやめてしまいました。それから毎年夏、練習としてゲームを作り続けています。そうしてついに、大きなゲームを作ろうと決心したのです。
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――本作の特徴を教えてください。
Hexis氏本作は特徴がたくさんあります。私のお気に入りは、舞台となる奇妙な世界です。醜い沼地にいたかと思えば、次の瞬間は別の次元にある素晴らしい空のお城にいるのです。スペルの習得システムも面白いですよ。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Hexis氏ゲームですと『DARK SOULS』ですね。例えば、Goblin Wetlandsで鳥にプレイヤーが運ばれるのは、初代『DARK SOULS』からの直接的な影響です。場所やキャラクターの名前はギリシャ神話から取っています。タルタロスは悪人が投げ入れられ、逃げられない場所です。本作の物語では、とても邪悪なモンスターがタルタロスで解き放たれ、プレイヤーは世界が滅亡する前にそれを阻止しなくてはいけません。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Hexis氏本作の日本語対応は最優先事項の一つで、すぐにでも取り掛かります。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Hexis氏日本は素晴らしい場所ですので、いつか訪れたいと思っています。私は日本文化や日本のゲーム、アニメ、テレビ番組の大ファンです。『ドラゴンクエスト』や『ゼルダの伝説』といった私の大好きなゲームからインスパイアされた本作を、皆さんに気に入っていただけると嬉しいです。
――ありがとうございました。
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