
現地時間8月27日に発売予定のアクションアドベンチャー『Control』を現在開発中のフィンランドのデベロッパーRemedy Entertainmentは7月1日、2010年に発売された『Alan Wake』の販売権利が自社に戻ったことを発表しました。
Remedyにより7月1日にGlobeNewswireを通じて行われた発表では、2019年の上半期に、これまでにリリースされた作品より250万ユーロ(約3億1千万円)のロイヤリティを一時的な収入として計上したことと共に、2010年にXbox 360向けにRemedyが開発し、マイクロソフトより発売された『Alan Wake』の販売権利が、自社に戻ったことが明らかにされています。


スリラー作家のアラン・ウェイクが遭遇する、ミステリアスな事態を描いた『Alan Wake』は、Xbox 360向けに北米版が2010年5月10日に発売。これに次ぐ形で日本語版が同年5月27日に発売されており、海外メディアから高評価を得ていました。その後、2012年にはPC版が発売されましたが、2017年5月には作中で使用している楽曲のライセンス切れにより販売を一旦終了。2018年9月にはドラマ化の企画が進行していることが明らかになり、10月には楽曲の再契約によってPC版の販売が再開されています。
海外メディアVG247によれば、Remedyは数年前に『Alan Wake 2』の製作に取り組んでいたものの、実現に至らなかったとのこと。また2019年4月の時点では、今後数年間に渡り製作予定が詰まっているとRemedyのThomas Puha氏が語っており、続編が日の目を見るにはまだ時間を要するものと見られます。

海外ドラマ形式で綴られる『Alan Wake』は日本語音声や字幕などに対応するPC版がSteamにて発売中。現地時間7月9日までサマーセールにより70%引きの456円で販売されています。
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