今回プレイするのは、3gooから発売されたFrozenbyteが手掛ける『トライン4:ザ・ナイトメア プリンス』のPlayStation 4版。本作は、能力が異なる3人のキャラを切り替えて進んでいく、謎解き横スクロールアクションシリーズの最新作です。
僕はあまり頭がよろしくないのですが、謎解きゲームは大好物なのです。そんな僕の好みを編集担当さんは把握しており、いつもその好みに合わせたゲームをチョイスしてくれます。
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親よりも友達よりも、僕の好みを把握している編集担当さん……もう2年近くの付き合いだもんなあ。
キャラの能力を活かして謎を解け!
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魔術の才能を持つ王子は毎夜悪夢にうなされており、その悪夢は現実世界にも影響を及ぼし始めたのだった。そして王子は姿をくらましてしまう……。
3人の英雄たちは世界が邪悪な影に飲み込まれてしまう前に、王子を見つけ出すことが出来るのだろうか。
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本作は3人のキャラを適宜交代して進んでいくのだが、最初のステージでは魔道士のお爺さんひとりきりだ。
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この魔道士爺さんは何が出来るのかというと、ステージ上に配置されているブロックなどの物体を浮遊させられるのだ。
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ステージ上の物体だけではなく、自分の魔法でブロックを召喚出来る。
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ブロックを動かして足場にするほか、障害物にぶつけて破壊したり、橋をかけたり……応用次第でまだまだ使い道がありそうだ。
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本作はステージクリア型で、1つの幕ごとに複数のステージがある。魔道士爺さんの次は、騎士おじさんを操作するステージだ。
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騎士おじさんの剣は、敵を倒したり障害物を破壊したり出来る。盾は敵の攻撃を防げるほか光を反射させることも可能だ。
光を一定時間当てる謎解きは、騎士おじさんの盾が大活躍するぞ。
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騎士おじさんの次は、盗賊お姉さんを操作するステージだ。
盗賊お姉さんは、弓とロープを使ったアクションが出来る。ロープを繋いで振り子のようにジャンプするスイングアクションが気持ち良い。
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それぞれのステージをクリアすると、いよいよ3人の主人公が合流する!
3人の主人公を切り替えて謎を解け!
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ここからはステージ攻略中、いつでもキャラを切り替えられる。
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スイングアクションが必要なら盗賊お姉さん、光を当てるギミックがあるなら騎士おじさん……といった具合に、必要に応じてキャラを切り替えていく。
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最初の内は「ジャンプでは届かない場所を、ブロックやロープを使って登る」という単純な謎解きだったが、ステージを進めるごとに謎解きも複雑化していく。
ジャンプでは飛び越せず、ロープを繋げる場所がない崖が登場する。そんな時は魔道士爺さんと盗賊お姉さん2人の出番だ。
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まず対岸に魔道士爺さんがブロックを召喚する。
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そして盗賊お姉さんが、召喚したブロックにロープを繋いで道を作る。これで向こう岸まで渡れるのだ。
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その他にも、魔道士爺さんと騎士おじさんが協力して仕掛けに光を当てる謎解きもある。
このように複数の主人公の能力を使用する場面が出てくるのだ。
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主人公は3人いるけど、プレイヤーはひとりなので……
ロールプレイをすると多重人格みたいになる。
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ちなみに、ゲームの進行状況に応じて3人の新たな能力が修得出来るので、能力の組み合わせを考えるだけでもワクワクするぞ!
協力プレイ!最大4人で謎に挑め!
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本作は、オンライン・ローカル協力プレイに対応しているので、最大4人でプレイ可能だ。フレンドは勿論、野良で見知らぬ誰かと謎解きに挑戦できるぞ。
今回は、僕の趣味嗜好を把握している例の担当と協力プレイをする。彼はこれが初プレイなので、最初からスタートだ。
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この時の僕は既にゲーム中盤まで進めていたので、序盤の謎解きなんて軽いもんだ。そもそも一度解いた謎だしね。
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基本的に未プレイの担当が謎を解き、僕は後ろで見守っているというスタイルだ。どうしても解けない場合は僕が手助けをするのだが……
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一度解いた謎はすぐ忘れてしまう鳥頭おじさん……
そんな具合にまったり攻略していると、見知らぬ誰かがゲームに参加してきた。1人より2人、2人より3人、人数が増えればそれだけ謎も解きやすくなる。大歓迎だ!
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「俺がこの壁を動かすから、君は壁が動かないように固定してくれ」といった具合に役割分担が出来る。
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謎解きも1人の時とは違う解き方が出来る。例えば3人全員が魔道士爺さんになってブロックを3つ積み重ねれば、それだけで大抵の高い場所は登れる。若干脳筋な解き方だが、正解はひとつではないところに楽しさがあるのだ。
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1人でプレイしていて謎解きに詰まった時は、ゲーム再開時にオンラインモードに切り替えて仲間と一緒に進めると良いだろう。
ひとりで謎の解き方をじっくり考えるシングルプレイも面白いのですが、最大4人でのマルチプレイはわちゃわちゃ感があり、同じステージでも全く違う謎の解き方があって二度楽しめました。マルチプレイが楽しすぎて「王子を探して連れ戻す」というストーリーの目的を忘れてしまいましたが……。
謎解きは中盤くらいから難しくなっていくのですが、序盤から段階を踏んで難易度が上がっていくので……
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「進研◯ミでやったやつだ!」みたい気持ちで解けるようになります。悩んで悩んで閃いて……その閃きが正解だった時の気持ち良さはなんとも言えません。
『トライン4:ザ・ナイトメア プリンス』は、PlayStation 4/ニンテンドースイッチを対象に発売中です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。