気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は番外編として、発売前の作品をご紹介。Digital Crafter開発、PC向けに12月19日発売予定の筋肉アニマル格闘『Fight of Animals』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、神々が戦う格闘ゲーム『Fight of Gods』の開発で知られる台湾デベロッパーによる新作タイトル。「可愛い動物達」が簡単な操作で戦いを繰り広げる格闘ゲームです。リリース時には6匹のキャラクターが用意されるほか、リリース後も新キャラクターを追加予定とのこと。オンライン対戦も搭載。日本語にも対応予定です。
『Fight of Animals』は、12月19日配信開始です。
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――まずは自己紹介をお願いします。
魏 傳耕氏(以下魏氏)魏 傳耕です。みんなからはケンと呼ばれています。インディーゲーム開発チームDigital Crafterの創設者であり、『Fight of Gods』と本作のプロデューサーも務めています。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
魏氏私たちには『Fight of Gods』の開発中から(2019年の初旬頃?)本作のアイデアがありました。みんなに遊んでもらえる格闘ゲームを作りたいと思っていたのです。なので、インターネット・ミームになっている動物というのが良いアイデアだと思いました。
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――本作の特徴を教えてください。
魏氏上でも述べたように、私たちは、格闘ゲームというものを一度も遊んだことがない人も含め、みんなに遊んでもらえる格闘ゲームを作りたいと思っていました。なので、新しいアシストモードを搭載し、プレイヤーは難しい操作をする必要がなくとも、格闘ゲームの興奮をすぐに楽しむことができます。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
魏氏本作のテーマはインターネット・ミームから影響を受けています。変な瞬間に写真を撮り、そこから生まれたクリーチャー達を見るのがとても楽しかったからです。とはいえ、私たち自身のスタイルで調整も加えていますよ。
――本作が『Fight of Gods』から変わった点は何ですか?
魏氏『Fight of Gods』では格闘ゲーム開発の経験を詰めたことが幸運でした。二つの作品が似ている部分もありますが、重力のようなゲームシステム、当たり判定、コンボのタイミングなど、たくさんの部分に手を入れています。重要なことは、本作においては格闘ゲームの新規プレイヤー向けにプレイスタイルをシンプルにしたことです。全体的な部分だと、本作の方がゲームスピードが速く、新規プレイヤーにも優しいというところでしょう。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
魏氏一つのインディーゲーム開発チームとして、日本からこのような注目を浴びることができるのをとても感謝していますし、光栄に思っています!いつもサポートしていただき、ありがとうございます。本作も気に入っていただけると嬉しいです!お友達にもぜひ本作のことを教えてあげてくださいね。
――ありがとうございました。
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◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に200を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。