新型コロナによる自宅隔離の影響でゲームのプレイ時間が大幅増加―米国では45%、仏では38%増 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

新型コロナによる自宅隔離の影響でゲームのプレイ時間が大幅増加―米国では45%、仏では38%増

調査はおよそ3,000人を対象に実施。プレイ時間や使用金額、購入経路に変化。

ゲーム文化 カルチャー
(c) Getty Images
  • (c) Getty Images
  • 新型コロナによる自宅隔離の影響でゲームのプレイ時間が大幅増加―米国では45%、仏では38%増

市場調査会社ニールセンは、海外時間3月23日から29日にかけて、新型コロナウイルスによる自宅隔離の影響で世界各国のゲームのプレイ時間が増加したという調査結果を発表しました。海外メディアThe Hollywood Reporterが伝えています。

調査はおよそ3,000人を対象に実施され、米国ではゲームのプレイ時間が45%増、フランスで38%増、イギリスで29%増、ドイツで20%増となっています。さらにオンラインプレイも活発化しており、米国では29%ものプレイヤーが「新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから、友人とオンラインで遊ぶ時間が増えた」と回答しています。

その一方でフランスでは、実際に同席して遊ぶローカルマルチプレイヤーのプレイ率が9%も増加したとのこと。The Hollywood Reporterはこの結果について「ソーシャルディスタンシング(感染予防のためお互いに距離を取ること)のガイドラインを考えると異常なこと」とコメントしています。

またゲームに費やす時間だけでなく、費やすお金にも変化が生じているようです。米国では、調査対象者のうち39%がビデオゲームに「ある程度、あるいはそれ以上」の金額を費やすようになり、全出費の中でゲーム関連が占める割合も23%以上増加しています。

ゲーム小売店が閉鎖している影響で、全調査対象者のうち23%が「デジタルでゲームを購入する機会が増えた」と回答しているのも変化の一つ。特に米国では調査対象者のうち42%が「期間内にゲームをデジタル購入した」と答えています。

2009年のH1N1インフルエンザウイルス以来のパンデミックとして、世界各国で猛威を振るう新型コロナウイルス。ゲーム業界でもE3GDCといった一大イベントが中止・延期になっているほか、開発会社の在宅勤務が実施されるなど、大きな影響が出ています。
《S. Eto》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. ゲーム内チート、画面分割対戦、ステルス要素…「最近のゲームではあまり見かけなくなった要素といえば?」

    ゲーム内チート、画面分割対戦、ステルス要素…「最近のゲームではあまり見かけなくなった要素といえば?」

  2. 『モンスターハンター』最もエッチなサイトに投稿された“モンスター”ランキングを有志が作成―マスコット猫と首位を争う迅竜

    『モンスターハンター』最もエッチなサイトに投稿された“モンスター”ランキングを有志が作成―マスコット猫と首位を争う迅竜

  3. 古代祐三氏が『イース』開発フロッピーディスクを発掘。今でも美しく奏でられるサウンドに『サガ』河津秋敏氏も反応

    古代祐三氏が『イース』開発フロッピーディスクを発掘。今でも美しく奏でられるサウンドに『サガ』河津秋敏氏も反応

  4. 海外「ゲーマーグランマ」78歳でこの世去る…ユーモア溢れる映像で240万人以上のTikTokユーザーの心つかむ

  5. 新エンドコンテンツ実装の『モンハンワイルズ』無料アプデ第4弾、否寄りレビュー続くもプレイヤー同接数は安定

  6. 幻の発売中止ファミコンゲーム、書籍化計画が立ち上がる。プレイ動画も発掘―『少年魔術師インディ』令和にまさかの復活か

  7. 『ポケモン赤緑』風ドット絵&システムなGBカメラ撮影実写映像が特徴のホラゲー『Encryptid』―ゲームボーイ実機でも動作予定

  8. 100万本突破スロットローグライト『CloverPit』の偽物が海外スイッチ向けに販売されていると注意喚起―発売直後から続く偽物との戦い

  9. PCゲーでも“開封する楽しみ”を…8歳の息子にお手製パッケージをプレゼントしたママ

  10. クリスマスに“スカイリムグランマ”が『The Elder Scrolls』シリーズ公式Xに登場。ホリデーシーズンのご挨拶

アクセスランキングをもっと見る

page top