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シリーズ最新作『モンスターハンターライズ』の期間限定体験版が配信中です。テーマが“和”だからか、はたまた一部の武器アクションにクナイを使うからかは不明ですが、本作から「投げクナイ」が常備品に追加。「砥石」と同じく所持数が無限になりました。
しかし、いざモンスターに投げてもダメージ量は微々たるもの。攻撃用アイテムとしての使い道は無いように思えます。ですが、忍者っぽくてロマンがありますし、使いこなせたらカッコイイはずです。
そこで今回は、投げクナイの使い道を真面目(かつネタ半分)に考えてました。ネタアイテムの域を出ないように見えて、場面によっては意外と有用かもしれません。
投げクナイの特徴
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使い道を紹介する前に、まずは『モンハンライズ』での投げクナイについて解説します。前述した通り所持数は無限で、いくら使っても減りません。遊び半分で投げ続けても、ハンターの痛手はゼロです。
使い方は通常アイテムと同じく、アイテムポーチから選んで使用できます。最大2連続で投げられるほか、移動しながら、ガルクに乗りながら、滞空しながらと、使用できるタイミングも多め。ショートカットに登録しておけば、いつでも瞬時に投げられます。
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また、ZLボタンで表示される「翔蟲用のターゲットカーソル」を使えば、投げる方向をある程度絞ることが可能。振り向き投げや真上への投擲もできるので、慣れないうちは必須テクニックと言えます。
遠距離からでも環境生物を起動できる
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閃光玉と同じ効果を及ぼす環境生物「閃光羽虫」は、刺激を与える(攻撃を加えるか、近づいてAボタンを押す)ことで効果が発揮されます。実はこれ、クナイが当たっても刺激を与えた判定になります。どうしても近づく必要がある近接ハンターには、遠距離から起動できるのでかなり有用です。
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ちなみに、「イッタンモンシロ」や「回復ミツムシ」などもクナイで起動できます。先に起動しておけば煙を浴びるだけで済むので、一連の流れが少しスムーズに。いちいち止まらない分、よりスタイリッシュに見えます。
大タル爆弾も起爆できる
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もちろん「大タル爆弾」の起爆にも使えます。高低差によっては爆弾を素通りするので、ちゃんとZLボタンで狙いを定めて投げましょう。当たり方によっては、クナイが睡眠ダメージを取るので注意。
タマミツネの泡を割れる
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タマミツネ戦では、無数に飛んでくる泡攻撃をクナイで破壊できました。体験版では戦えるモンスターが限られるので断言できませんが、別モンスターの攻撃にもクナイで対処できるかも?
離れていても操竜に移れる
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新システム「操竜」の条件は、操竜待機状態のモンスターに近づいて攻撃を当てるか、納刀してAボタン押すかです。この「攻撃を当てるアクション」にはクナイでの攻撃も含まれており、遠距離からでも操竜に移れます。
もちろん離れすぎると不可能ですが、少なくとも近接武器が届かない距離からは操竜に移れました。
滞空時間を少し延ばせる
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「投げクナイの特徴」で紹介した通り、クナイは空中でも使えます。クナイを投げる際は体をひねるので、ほんの少しだけ滞空時間が延長。いざという時の回避方法に使えます。
ちなみに、疾翔けの上方移動ではクナイ含めて3つの回避方法が存在。Bボタンでより遠くへ回避、Aボタンがその場に滞空となります。クナイの場合、その場にとどまる(つまりモンスターとの距離が開かない)うえ、少しだけ高度が上昇。こういった細かい違いが、狩猟タイムの短縮に繋がるかも。
逃げるモンスターの追い打ちにも
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微々たるダメージ量のクナイですが、その数ダメージが怯みを引き起こす可能性もあります。逃げるモンスターに物は試しで投げてみるのも良いでしょう。
親しい友人とのコミュニケーションツールに
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投擲可能になった「小タル爆弾」といっしょに投げ合ったり、クナイだけで狩るなどの縛りプレイに挑んだりと、気心の知れた仲間とプレイする際はじゃれ合い用のアイテムにも最適です。
やっぱりカッコイイ
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ここまで真面目な使い道を考えてきましたが、やっぱり“使っていてカッコイイ”が一番大きいです。アクションの合間に混ぜたり、ラストアタックをクナイで決めたりと、魅せプレイで用いるのも1つの使い道です。
というわけで、投げクナイの使い道を考えてみました。筆者が太刀使いなのもあって、全体的に近接目線での紹介になったのはすみません。遠距離武器ならクナイいらないのでは……と思ったり思わなかったりしたのも事実ですが、やはりカッコイイのは大事! 遠距離でも輝く機会があるはずです。
なお、本記事のプレイ環境は体験版なので、正式版では無限クナイが無くなる可能性もあります。今のうちに無限クナイを楽しんでおくのも良いでしょう。