新たにニンテンドースイッチでもリリースされた基本プレイ無料のバトロワ『Apex Legends』では、本日3月10日にアップデートが行われました。新アイテムが実装された他、期間限定モードや新しいコレクションイベントも開催されています。
そこで本稿では、スイッチ版配信にあわせて実施されたこれらアップデートの内容を解説。キングスキャニオンに追加されたコースティックをモチーフにしたエリアも紹介します。
新アイテム「ヒートシールド」追加!専用のアイテムスロットも
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まずは実装された新アイテム「ヒートシールド」についてご紹介します。このアイテムはジブラルタルの戦術アビリティ「プロテクトドーム」に似た設置物で、リング外で使用した場合に効果を発揮します。プロテクトドームと同じようにドームが発生し、その中ではリングダメージが無効化、回復アイテムの使用速度が50%、蘇生速度は25%上昇。リング内では使用できませんが、チームがリング外での戦闘で消耗した際、立て直しの手段としては非常に強力なアイテムです。
発動時間についてはリングダメージの量に比例して短くなり、後半のラウンドではあっという間に解除されてしまうので注意しましょう。画面の中央下に残り使用時間がパーセントで表示されるので、減少する量も含めて確認をお忘れなく。
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ちなみに、このヒートシールドは新たに追加された「サバイバルスロット」という専用のアイテム枠に所持しておくことができます。この枠は他にも「モバイルリスポーンビーコン」も入れておけます。他のアイテムは移動させられませんが、リスポーンさせられる状況が大きく増加したのは有り難いですね。
水処理施設が「コースティック」をモチーフにしたエリアへ変更。毒ガスの中にはレアアイテムが。
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キングスキャニオンでは、以前マップの南にあった水処理施設が「コースティック診察所」へリメイクされました。
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建物の中がかなり変更されており、毒素が詰め込まれた檻が4つ設置されています。この中にはレベル4のアイテムやフルキットの装備が入っており、建物の中央にある装置を操作すると入手できるようになります。
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ただ、毒素が消えている状態には時間制限があるので、直ぐ取りに向かう必要があります。ギリギリのタイミングで取った場合もそこは同じ。檻の周囲の床に毒が広がっており、接触すればダメージを受けます。大ダメージを受けるわけではありませんが、辺りで戦闘する場合は警戒しておくようにしましょう。
期間限定モード「リングフューリー」はマップに突如として危険地帯が出現。イベント後半ではより過激に?
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期間限定モード「リングフューリー」は、今回も通常マッチを完全に上書きする形での登場します。このマッチでは「リングフレア」が新たに出現。安全地帯の中に出現するリング外エリアといったところで、中に入るとそのラウンド中のリングダメージを受けてしまいます。ラウンドの進行に合わせてダメージ量が大きくなるので、マッチの後半は入らないようにしましょう。
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リングフレアは出現する直前にアナウンスが入ります。その後は一定時間をかけて大きくなり、ある程度の大きさになったらそれ以上膨らむことはありません。敵が取っているポジションにリングフレアが出現したのであれば攻撃するチャンスにも繋がるので、場合によっては上手く活用できそうです。
更に今回のモードは数日ごとにリングの出現範囲、頻度、大きさが変更される予定とのこと。最大5レベルまで上昇するので、場合によってはまともに移動することも困難になるかもしれません。レイスを始め、移動系のアビリティを持っているレジェンドがこのモードでは重要になりそうです。
リングフューリーの現在のレベルがどうなっているかはロビーでモードジャックの部分にカーソルを合わせれば確認できます。マッチ開始時点でも表示されるので、忘れたりすることはないでしょう。
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なお、「ミラージュボヤージュ」は今回のアップデートで消滅してしまいました。
コレクションイベントのバッジには新アイテムを使う必要があるものも。
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コレクションイベントでは、これまで通りバッジを4つ入手できます。条件は1つ目が、リングダメージをヒートシールドで5000ダメージ阻止。2つ目は1万ダメージを与えるもので、3つ目は100体のプレイヤーのノックダウン。そして4つ目は他のバッジをすべて入手することが条件です。
普通にプレイしていれば満たせる条件がほとんどですが、ヒートシールドでリングダメージを5000防ぐ条件は時間がかかります。後半のラウンドで行うのが一番効率的ですが、敵に狙われた時のリスクが大きい方法にもなるので注意しましょう。
パスファインダーは小柄削除の上方修正が!コースティックとジブラルタルは大幅な弱体化へ
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レジェンドのバランス調整では、4体が上方修正、3体が下方修正されています。まず上方修正されたレジェンドですが、パスファインダーから小柄特性が削除。ヒットボックスが大きく増加していた状態だったので、これで少し倒されにくくなりました。
レヴナントの上方修正では、ミラージュの味方復活時、リスポーン時に発動する透明化を無効化できるようになり、オクタンのパッシブアビリティである高速修復も無効の対象に。
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ワットソンは新たにシールドが自動回復するパッシブアビリティを獲得しました。回復速度はオクタンのパッシブアビリティの速度の約半分。そこまで大きく回復できるわけではないので、限定的な場面で役立つことになりそうです。
ランパートは増幅バリケードとシーラが受けるグレネードのダメージが下方修正されました。今まであれば増幅バリケードには200、シーラには175のダメージが入っていましたが、いずれも通常のダメージに変更。これで長所をより活かせるようになりました。
弱体化の方はまず、ホライゾンのアルティメットアビリティのクールタイムが1分増加して3分へ。また、コースティックのアルティメットもクールタイムが1分増加して3分半に。さらに、ガス自体のダメージも5に固定されました。ガスをダメージ源として機能させるのが非常に厳しくなっています。
さらにジブラルタルに対しては、プロテクトドームに付与されていた回復アイテムが15%早く使用できる効果が削除されたほか、ガンシールドが破壊された場合、その際に受けたダメージの余剰分が貫通して入るように変更されています。ちなみに、ガンシールドへのダメージが進化シールドのポイントに加算されるという変更も実施されています。
フルキット、ケアパッケージの武器はスコープが変更可能に。マスティフは今回も弱体化。
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武器の調整もいくつか行われています。フルキットの武器、ケアパッケージから取れる武器はスコープのみ変更が可能に。プラウラーのデジタルスコープなどが使いにくかった方の他、R-301のフルキットで3倍、4倍スコープを使いたかった方には朗報になりそうです。ただクレーバーについては、アップデート前と同じくスコープの付け替えが出来ません。
武器自体の性能調整としては、マスティフが弱体化。今回もペレットによるダメージが13から11に低下しており、以前よりもダメージが出しにくくなりました。一方で連射速度の方は若干上昇。火力が落ちたとはいえ、至近距離で確実に当てられるのなら、まだまだ環境の最前線では戦えるでしょう。
ヘムロックは腰だめでの発射時、弾の拡散率が増加。ウィングマンはマガジン有り無しの状態すべてを含め、装填数が1発だけ増加しました。
トリオ、デュオにソロ導入!コースティックの弱体化で環境はどう変わる?
この他、システム面での調整、追加もいくつか行われています。マッチングでは味方の補充をせずにマッチを開始できるようになりました。これによって、ソロでトリオやデュオへ入れるようになっています。これまではランクマッチのみで表示されていたアシスト数も通常マッチや限定モードで表示されるように。リザルト画面ではノックダウンの回数も、これらに加えて表示されます。
バッジの一覧からは、獲得までの途中経過が見られるように。ドロップシップでリスポーンしている時、デスボックスをシグナルする機能も追加されました。
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環境の変化としては、狭い場所での戦闘では敵に圧をかけやすかったコースティックの弱体化が大きな影響を持ちそうです。パスファインダーの小柄削除も気になる変更点ですが、ホライゾンや調査ビーコンの専売特許が失われた点も、全盛期ほどのピック率に至るかどうかは難しいところ。とはいえグラップルでのスピーディな動きは、アップデート前に比べると遥かに挑戦しやすくなったでしょう。
新アイテムとサバイバルスロットも大きな追加要素。これらがマッチがどんな影響をもたらすのか、期待が高まりますね。