
Pear Abyssにより開発・運営されている『黒い砂漠』のPC版に、3月24日に22番目の新クラス「セージ」が実装されます。今回編集部では事前にテストプレイする機会を得ましたので、気になるスキルを中心に動画とテキストでご紹介していきます。
時間と空間を操る最後の古代人“セージ”

今回紹介する新クラス“セージ”の特徴は、キューブのような立方体の物質「カイヴ」と、すでに実装されているクラス「ソーサレス」と共用の「タリスマン」を使用したトリッキーなキャラクターであることが挙げられます。中距離あるいは遠距離の戦闘を得意としながらも、時間と空間を制御することで瞬間的に素早く接近したり離れたりすることもできるため、戦いにおいて様々な役割を果たすことができるでしょう。
一方で、その戦闘方式はトリッキーで上級者向けとなります。時間を加速させ特定スキルの再使用待機時間を短縮する、という強力なスキルを効果的に使用するため、スキルの使用は考えて選択していくことが重要になりそうです。また、空間を歪ませ移動し、相手に対し優位なポジションを得るといった行動を行うには戦術眼も必要となるでしょう。
注目スキル紹介!
ここからはスキルの一部をご紹介していきます。各スキルごとに、動画で確認いただけます。また、気になる詳細ステータスについては一枚目でスキルの最低レベルを、2枚目で最高レベルを写真でお伝えしていきます。
カイヴ制御


左クリックで出せる基本動作です。成功時にMPが5%回復します。
アトルの膺懲


Fキーで発動する本攻撃はカイヴで操作した空間を通じて前方の相手を殴りつけます。基本的な攻撃ながらも、攻撃成功時にノックダウン・ダウンアタック・ダウンスマッシュと様々な効果を与えられます。
亀裂の環


Shift+方向キーでカイヴを使い操った空間を通して短い距離を移動することができる本スキル。カイヴを使いキャラクターが消えた状態で無敵になるだけでなく、スキルの開始時と終了時にスーパーアーマーの状態となるため緊急回避的な使い方ができそうでした。
大崩壊


↓+Fで敵の上空の空間を操り、前方の敵に対し範囲攻撃を繰り出します
アトルの源


↓+左クリックアトルのエネルギーを込めたカイブを空中で放出させることで複数の相手に対し打撃攻撃ができます。また、スキル使用時にスーパーアーマーの状態となるため、敵に対し確実にダメージを与えられます。
アトマギア


アトマギアはアトルの源を使用中に右クリックで発動します。アトルの源と同様に無数の稲妻で複数の相手に攻撃できます。クリティカル確率+100%は上振れた攻撃力を発揮するでしょう。
形象駛走+形象の記憶


形象駛走と形象の記憶はコンボとして使用することで最大限の効果を発揮します。↑+右クリックで前方の複数の敵に対し攻撃し。

形象駛走を使用中に右クリックを長押しすることで、攻撃した後、形象駛走を使用した位置に戻れます。
再設定
そしてセージの注目すべき補助スキルとして全独自スキルの再使用待機時間(クールタイム)をリセットできる「再使用」というスキルもセージも大きな特徴の一つ。まさに文字通りのスキルなのでかなり強力です。このスキルの再使用待機時間は10分なのでもちろん奥の手にはなりますが、タイミングさえあわせればスキルを2連続で乱発することもできます。
以上スキルの紹介でした。触ってみた感じとしては、トリッキーでテクニカルなキャラクターにありがちなスピードスター的な印象とは異なり。一撃一撃が重く、スキル発動のレスポンスも遅いのが面白いクラスです。

各スキルでは、特殊な物質カイヴを使用した際に発現する万華鏡のような美しい視覚効果を通じ、神秘的で美しい古代人としてのビジュアルが強化されていることが分かります。また、キャラクター固有のパッシブスキルとして、古代遺跡ヒストリア廃墟やアクマン寺院に入場する際の材料が不要となる能力も持っています。
セージは時空間を操る特徴的なスキルが魅力的なクラスですが、在りし日の古代文明に存在していた人物として、ストーリー面においても魅力的なキャラクターとなっています。

ちなみに、セージは実装直後から伝承へと到達可能。3月24日に古代より舞い戻るセージを楽しみにしましょう!