
最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。
今回は2022年5月20日にMX Nice GameよりPC向けにリリースされた『Cook OL』について生の内容をお届けしたいと思います。
プレイレポの前に……
プレイレポに入る前に、読者の皆様に謝罪したいことがあります。筆者が担当した2022年5月4日掲載のニュース記事「生足OLが夕飯を待つ『Cook OL』Steamページ公開―仕事終わりの艶っぽいひとときを…」にて、本作に登場するOLの脚を生足と見間違えるという大変なミスを犯してしまいました。正しく説明しますと、本作に登場するOLはパンストを着用しています。

読者の皆様ならびに本作に登場するOLへのお詫び、そしてゲームの実態を正確に紹介するいちゲームライターのプレイレポートとして、本稿をお届けします。
『Cook OL』とは
『Cook OL』は、MX Nice Gameが開発・販売するアドベンチャーゲームです。

疲れて帰宅したOLがパズルなどのミニゲームをこなしながら夕飯を作り、完成を待つ様子を眺めます。直接的な性的描写はありませんが、どこか上品で静かなエロスが漂う作品です。
『Cook OL』の実内容に迫る!

本作でOLが作る料理は4種類。ラーメン、サーモン(刺身)、お寿司、おでんといった日本料理が中心のラインナップとなっています。
ゲームを開始すると、OLが帰宅してヒールを脱ぐ様子が再生されます。やはりここでも直接的な描写はありませんが、なにやら艶めかしい雰囲気です。

OLはまず、冷蔵庫にある食材を探します。このパートでは、10×9のマスをクリックして食材を見つけていくことに。一度に決まった数しかマスを開けることができず、ミスをするとリセットされてしまうため、正解の食材の位置を覚える必要があります。

この食材探しですが、マス数があまりにも多い......!というか、一般人の冷蔵庫にこんな大量に謎の食材が入っているわけないのでは……?決まった数を選択してもパネルがリセットされなかったり、絵が微妙に小さくて見えにくかったりと、ゲームプレイとしてはかなり面倒くさいです。

次は、食材を刻むミニゲームです。次々に流れてくる食材のアイコンをリズムゲームのようにタイミングよくクリックします。大量の食材が流れてくるパートが2分ほど続きますが、なぜか前のパートで選んでいない食材も流れてきます。タイミングが悪くても失敗することはなく、スコアの概念もないため、退屈な印象を受けてしまいます。

最後に、食材を煮込みます。こちらは左クリックで白いゲージをため、赤い部分で止めるのみ。全体的にミニゲームは単調で、プレイしていると「私は何をやっているんだろう」という虚無な気分になります……。
しかし、退屈な3つの作業をこなしたあとのここからが本作のメインディッシュ!料理の完成を待ちつつ、脚を伸ばしたりマッサージしたりするOLの様子をじっくり眺めることができます。ここからはスクショ多めでお送りします。



そうこうしているうちに、ラーメンが完成しました!……どう見ても、うどんにしか見えません。


ニュース記事のコメント欄でもご指摘されていたとおり、このお姉さん、使ってるスプーンがデカすぎます。筆者も小さいスプーンを洗うのが面倒くさくてでかいスプーンで食べちゃうことがたまにありますが、そういうシチュエーションなのでしょうか……?というかそもそも、ラーメンをスプーンだけで食べるのはおかしくない……?と無限にツッコミどころが湧いてきます。
完食したら、1ステージが終了。ここまでの時間は10分もかからないくらいです。1ステージクリアごとに、次のお料理が解禁されます。2ステージ目のサーモン(刺身)では、なんとOLの衣装が変わり、ガーターベルト付きのストッキングで、胸元が大きく開いたちょっとセクシーな衣装になります。

どのステージでもミニゲームをこなさなければなりませんが、動作がすべて同じであるため、サーモンなのに鍋を使うという矛盾が生じます。千歩譲ってしゃぶしゃぶだったとしても、こんな長い時間煮込まない……!

というか、サーモンには見えない……!!美味しそうではありますが、ブリやハマチに近いのではないでしょうか。

サーモンも当たり前のようにデカいスプーンで食しているため、もう何がなにやら。ツッコみだしたらキリがありませんが、お姉さんはセクシーです。
『Cook OL』ゲームプレイとしてはかなり退屈で特に深みもなく、ツッコミどころも多い作品です。直接的ではない上品なエロさは、個人的に好みではあります。520円と安価なので、ほのかなエロスを感じたいゲーマーの皆様は購入してみてはいかがでしょうか。