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人気お笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二さんの、“地球”に扮した頭に群がる巨大アリや蜘蛛、怪獣、そして“カエル型”のエイリアン”に扮した同じく「バイきんぐ」西村瑞樹さん。強烈なツッコミを入れざるを得ないこの状況は、8月18日から放送・配信予定の『地球防衛軍6』CMです。
8月25日発売予定のPS4/PS5向けアクションゲーム『地球防衛軍6』。長きにわたり地球を苦しめる敵との新たな戦いが描かれる新作は、シリーズ初の荒廃した世界が舞台です。襲い来る深い絶望の連鎖を前に、プレイヤーはEDFの兵士となって人類を守るために戦います。シリーズ最大のボリュームで展開する同作は、4人までのオンライン協力プレイにも対応しています。
今記事ではそんな同作のCMに出演した「バイきんぐ」のお二人に『地球防衛軍6』CM撮影を振り返ってもらいながら、ゲームの魅力を訊きました。
――CMのオファーが来た時の率直なご感想を教えてください。
小峠英二(以下、小峠):20年ぐらい前に「地球防衛軍」というコントを本当に作ってやっていたので、ちょっとびっくりしましたね。昔よくやっていたコントがCMになって帰ってきたみたいな不思議な感覚がありました。これはもう運命じゃないかと思いましたね。むちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとうございます。
――当時のコントの内容は覚えていますか?
小峠:2人とも地球防衛軍側です。
西村瑞樹(以下、西村):はい。防衛軍の隊員です。冒頭で、緊急指令、緊急指令、秋田でなまはげが大発生みたいなのが出るわけですよ。
小峠:空気椅子に背中合わせで座って、ずっと目の前のパソコンをパントマイムでいじるふりをするのをやりましたね。
西村:で、「コードネームを入力04erx、04erx」みたいなこと言って、なんか出撃するんだよな(笑)。あの時代にしてはまあまあセンスあったんじゃないか。
小峠:芸人駆け出しの時でまだスタイルを模索していた段階ですから、ネタは頻繁に変えていたんですよ。でも「地球防衛軍」はやった回数が多かったから、わりとウケたんでしょうね。いわゆるちょっとこう初期の代表作と言ってもいいと思います。
――大量発生は現在のゲームにも通じるので先駆けですね。小峠さんは今回、地球になってみてどのようなお気持ちですか?
小峠:これは頭に直接塗っています。普段メイクも一切やらないので、ずっとその椅子に座ってこうメイクしてもらうっていうのに慣れていないのでなかなか大変でしたね。前方だけじゃなくて、見えない後頭部までしっかり地図を描いてあって、ものすごく丁寧にやってくれていますね。1時間10分くらいかかっているんですけど、事前に型取りで練習をしてくれていたので、それがないともっと時間がかかってしまうみたいです。
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――ちなみに、地球になることは事前にはご存知でしたか?
小峠:収録の何週間か前に頭の型取りをして頂いたので、その時に「これめんどくさいことになるな」とは思いましたけど(笑)。自分が地球になるというのはこの時まだ知らなかったです。
――西村さんはいえコロニストというカエルのようなキャラクターですけれども、カエルになってみたお気持は?
西村:カエルはこんなにも歩きづらいんだなと思いましたね(笑)。歩きづらいし、ものを掴みづらいですし・・・ただ、この格好をさせてもらって、スタッフさんに「可愛い。可愛い」と言って頂いて、テンション上がっています。まあ、可愛いでしょ?ほんとに再現度が高く、作りがしっかりしているんです。間違いなく、お金かかっていますよ。
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――撮影中に苦労された点、ここは大変だったということがあれば。
小峠:CM撮影は早かったっすね。何回も撮る監督さんもいるじゃないですか?「はいオッケー、今の最高でした!もう1回行ってみましょう!」ってわけ分からん(笑)。
今回は非常にスピーディーで、監督さんと周りのスタッフさんが息ぴったりな感じがしました。撮り直すときの指示も「もうちょっとこうこうこうしてください」と的確で、なんとなくそういうことなのかなと思ってやったら、それもすぐオッケー頂きました。素晴らしいチームなんでしょうね。
西村:小峠はセリフとかめちゃくちゃありますけど、僕は何パターンかポーズを取るだけだったので、正直、めちゃくちゃ楽でしたねえ。本当に楽をさせて頂きましたね。
ただ、テントと椅子とテーブル持ってきて、そこでくつろいでいるシーンがあるんですけれど、自分のテントをもってきたんですが、この格好で設営する時はちょっとしんどかったですね。
誰かに指示出してやってもらうよりは、自分でやった方が早いかなと思ったんですけど、めちゃくちゃ時間かかりました(笑)。でも僕はそれぐらいですかね。
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――CMの中で小峠さんが色々とツッコミを入れる場面がありましたが、あのツッコミは、セリフが決まっていたんでしょうか?それともアドリブで考えられたでしょうか?
小峠:一応、こんな感じのことを言ってくださいという台本はあったんですが、言い回しとかは好きにやってくださいと言われました。なので、僕が言いやすいように変換していますね。「なんて地球だ!」もそうですよね。
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――それでは、ゲームの映像を実際に見た感想を教えて頂けますでしょうか?
小峠:僕は普段はゲームやらないんですけど、グラフィックが綺麗で爆破の迫力があるなと感じました。あと、僕はスーパーファミコンくらいでゲームはもう遊ばなくなっていて、最新ゲームは複雑すぎて手を出せないんですよ。ただ、この『地球防衛軍』はエイリアンから地球を守るという分かりやすさがあるので、ゲームが苦手な自分でも楽しめそうでした。
――ゲームで昆虫型の生物がワーッと押し寄せて来るじゃないですか。昔のアルバイト時代を思い出すことはありましたか?
小峠:ああ、害虫駆除ね。確かに僕はネズミとかゴキブリをずっとやっつけていたので、確かに設定が似ているかもしんないですね。大量発生しているところとか、まさしく。ほんとに、10年くらい前までああいうのを退治していましたからね。
西村:僕も設定の分かりやすさが良いなと思いました。地球防衛軍があって、地球に襲来してきた地球外生命体を単純明快な操作で倒していく。あの爽快感やっぱたまんないですよね。気持ち良すぎて、もうやめ時が分かんなくなるくらい、ずっと倒し続けちゃうっていうのやっぱありますよねえ。
シリーズの第1作目を遊んだ記憶がありますけど、映像がものすごく進化しているのも感じましたし。
――もし、巨大な昆虫が襲って来たら、お二人は戦いますか?それとも逃げられますか?
西村:立ち向かうどころか、逃げたとしてもやられるでしょうね。一瞬でテントごと踏み潰されるからね。
小峠:こんな大変な時になんでお前、キャンプしているんだよ(笑)。俺はバイクに乗って逃げたいっすね。
西村:お前、バイクで突っ込んで自爆してくれよ!
小峠:ヤダよ。なんで、自爆しなきゃいけないんだ!
西村:地球を守るんだから良いじゃねえかよ!
――ちなみに、お二人が敵として出てきたら嫌だなっていう生物を教えて頂けますか?
小峠:IKKOさんです。出てきたらちょっと大変かもしれないですねぇ。色々と良くしてもらってる人を撃つのは気が引けますし。
西村:よくしてくれている人はIKKOさん以外もいっぱいいるから!
小峠:「どんだけ~ビーム」とか強そうじゃないですか。避けるは避けるけど、反転して攻撃しづらい。
西村:「どんだけ~ビーム」はもう、今後、ぺんぺん草も生えないぐらいの威力あるよね、きっと。
小峠:きっと目から出すだろうね。「どんだけ~」って指から出すと思ったら目から出す。
西村:なんのフェイントだよ!まぁ、あとはデヴィ夫人とかが出て来てもきついっすよ。なかなか強敵です。
――今後のコラボレーションに期待ですかね(笑)。それでは最後に読者へのゲームのアピールをお願いします。
小峠:僕は本当にゲームを遊ばないので、そんなたいしたことは言えないんですが、すごく面白くて分かりやすいゲームだと思います。前作を全くプレイしたことがない方、ゲームにあまり興味がない方でも、とっかかりやすい内容になっているので、ぜひともプレイして頂けたらと思います。
西村:待ち望んでいる方も多くいらっしゃると思いますので、僕から言えることはただ一つです。思う存分大暴れしてください!
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『地球防衛軍6』はPS4/PS5向けに2022年8月25日発売予定です。
¥7,345
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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