2023年の上半期も、もうじき終わりを迎えようとしています。年が明けてから早くも半年が経つ事実に驚かされますが、現時点から下半期におけるゲームのプレイスケジュールも、人によってなかなか激しいものになりそうです。
そもそも今現在、先月発売された『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』に没頭している方も多いはず。100時間遊んでもまだ終わらない……正確には、寄り道が楽しくてまだクリアしたくない、と思いながらプレイを続けていることでしょう。
そして、6月22日に『ファイナルファンタジー16』が登場。人気シリーズのナンバリング最新作だけに注目度も高く、また先駆けて配信された体験版も好評を博しており後押しも十分。どちらも遊びたい人にとって、プレイスケジュールががっつり被る事態を迎えています。
ですが、話題作・注目作はこの2本だけではありません。今月から夏にかけ、魅力的なラインナップがずらり。さらに、秋・冬に向けたリリースも判明しつつあり、2023年下半期の“ヤバさ”が浮き彫りになり始めています。どんなタイトルがいつリリースされるのか、あらかじめチェックして今後に備えておきましょう。
■まず6月だけで既にヤバい
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のプレイしている最中に、『ファイナルファンタジー16』がバッティング。この現状だけでも、人によってはかなりキツい状態です。
しかし、この6月はそもそも、特に魅力的なソフトが集まっています。『ファイナルファンタジー16』はその筆頭とも言えますが、RPGやハクスラの名作、そして対戦格闘ゲームなど、ジャンルも多彩な話題作が相次ぎました。
まず、ニンテンドーDSで確固たる地位を築いたダンジョンRPGシリーズの最新作『世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER』が、今月1日より発売開始。2画面を活用したマッピングなどの独自要素が評価された一方、その特徴ゆえに展開が難しいと言われていた本シリーズが、ファンの念願が叶ってスイッチに初登場を飾りました。本作はリマスター版ですが、反響次第で新作の実現も十分期待できます。
そして翌2日に、『ストリートファイター6』がリリース。2D対戦格闘ゲームを切り開き、今も確固たる人気に支えられている『ストリートファイター』シリーズの最新作となれば、注目されるのは必然。対戦プレイで勝つには、経験と練習量がものを言います。修練に限りはないため、本格的にプレイすれば時間はあっという間に溶けていくことでしょう。
また“時間泥棒”という点では、6日に登場した『ディアブロ IV』も相当なもの。シリーズ作の全てで悉くユーザーの時間を奪い続けてきたので、最新作でもその実力を如何なく発揮するに違いありません。
加えて月末の30日には、『ダンガンロンパ』シリーズの制作陣による完全新作『超探偵事件簿レインコード』が出るほか、謎解きミステリーADVの名作『ゴースト トリック』が復活するなど、残り少ない6月もまだまだ油断できません。