京都で開催されたBitSummit Let’s Go!!には世界中から様々なパブリッシャーやデベロッパーがやってきました。中国のパブリッシャーGamera Gamesもそのうちの1社です。本記事では同社が出展していたアクションRPG『ガーラント：冒険物語』のプレイレポートをお届けします。
弓を武器にしたアクションRPG
本作は、数多くのモンスターがはびこるデューイ地方を舞台に、新人冒険者がモンスター退治やクラフト、地元の人との交流などを楽しめるアクションRPGです。プレイヤーが活動するガーラントの街はモンスターの影響で荒廃してしまい、主人公は荒れ果てた一軒家で新生活を始めます。ガーラントの街があるデューイ地方は3つのエリアに分かれていて、それぞれの地方がウォーカーと呼ばれるモンスターに支配されてしまっています。
まずは、草原のエリア奪回のため勇んでフィールドへ。マップ上をWASDで移動し「ウォーカーの野営地」に攻撃を開始します。「ウォーカーの野営地」に入ると、プレイヤーは弓を使ったバトルパートに移行。四方から迫ってくるウォーカーを弓で撃破し、ボスが待ち受けるステージを目指していきます。ステージには地雷などの罠や、バフ効果を得られる場所、クラフト用の素材の回収など、様々な要素が盛りだくさんでした。
ボスの攻撃は割と手ごわく、回避を意識しないとあっという間にHPが無くなってしまうので注意が必要です。倒されてしまうとお金を少し失って自宅に戻されてしまいます。
見事にボスを倒すと、クラフト用の素材や、装備品、スキル習得用のアイテムなどが入手できます。スキルはバトルパートで使用でき、強力な攻撃が可能になるのでボス戦や硬い敵を相手にする時に活躍してくれました。なお、ウォーカーの野営地や前哨基地はフィールド内にランダムに発生するので、アイテムや素材はあっという間に増えていきます。一方、ザコ戦は繰り返しが多く、あまりバトルばかりしていると単調に感じるかもしれません。
バトル以外にもクラフトや農業、街の人との交流も楽しもう
そこで、他の要素にも注目してみましょう。街では農業や釣り、地域の人からの依頼をこなすなど様々な楽しみ方が用意されています。武器や防具の他、宝石や農業の店もあります。
本作では武器・防具の購入はレアリティで分けられた宝箱を購入し、開けてみるまで中身がわからないというスタイルになっています。そのため、地域の人の依頼をこなしたり、フィールドで植物を採集して店で売ったり、などを通じてお金を集め高レアリティの宝箱を買っていくのが攻略の近道だと感じました。
地域の人からの依頼は街の掲示板で引き受けることができますので、花の採集など簡単な依頼を引き受けていくのが良いでしょう。そして、お金を集めて高レアリティの宝箱を買うのです。
高レアリティの武器防具で無双！
そうして、高レアリティの宝箱をいくつか買って強い装備を入手すると、防具によっては防御力だけでなく最大HPも上がり、高レアリティの武器で攻撃力も大幅アップ。再び腕試しに「ウォーカーの野営地」に挑むと、雑魚だけでなくボスも瞬殺。まさに無双状態になり、さっきまでチマチマとダメージを与えていたのがウソのようです。
「ウォーカーの野営地」などをクリアしていくと段々とフィールド上のウォーカーの脅威度が減少し、大ボスに挑むことができるようになりました。大ボスは少し手ごわい相手でしたが高レアリティ装備に守られた筆者の相手ではありませんでした。
こうして、1つのフィールドに平和が訪れましたが、戦いはまだまだ続きます。本記事ではバトルに焦点を当てたプレイレポートですが、釣りや農業を楽しむスローライフプレイも楽しめそうです。じっくり楽しめそうなゲームですので、腰を据えてプレイしたい方は体験版をプレイしてみてはいかがでしょうか。
『ガーラント：冒険物語』はPC(Steam)で近日発売予定です。
