昔懐かしい街の路地裏生活を満喫する探索ADV『路地裏漂流記』個性豊かな住人と会話したり、おしゃれを楽しんだり、喫茶店でのんびりパフェを食べたり【今週のインディー3選】

Game*Spark編集部がオススメする7月第3週の特選インディー3選をお届け！

今週は、懐かしくもわくわくとする路地裏探索アドベンチャー『路地裏漂流記』、最大4人で未知の惑星を開発できる工場建設シミュレーション『Techtonica』、騎士戦争物語をファンタジー調に描くデッキ構築型戦略RPG『Krzyżacy - The Knights of the Cross』の3本です。

路地裏漂流記

路地裏電脳研究所は、アドベンチャー『路地裏漂流記』の早期アクセスを2023年7月18日に開始しました。

ある夏休みの午後、主人公の佐伯は友達の前田に誘われて古書祭りへと向かいます。そこは路地裏がたくさんある「路地裏街」。2人は路地裏街で本を探したり、「迷い者」と呼ばれる悪い魂を取り込んでしまった人達を助けたりしながら探索していきます。

ほかにも、半獣や鬼などの個性豊かな住人と会話したり、おしゃれを楽しんだり、喫茶店でのんびりパフェを食べたりなど、ただまったりとノスタルジックな街並みを歩き、路地裏生活を満喫することもできます。

制作者の化け猫零々氏は自身のTwitterアカウントにて、本作が“人生初めて作ったゲーム”であることを明らかにしており、本早期アクセス版は本編の雰囲気をプレイヤーに伝えるためにリリースしたとのことです。

また、1～2年の早期アクセスの後には正式版で12個の章になるとし、1つの章をゲーム内の1か月として描いていくようです。さらに、ゲーム内で朝から夜へと時間が流れるようにしたり、全部で12個のマップを追加予定としています。

Techtonica

Fire Hose Gamesは、工場建設シミュレーション『Techtonica』の早期アクセスを2023年7月18日に開始しました。

最大4人でのマルチプレイが可能な本作は、発光生物が溢れる異世界の惑星の地底で資源を収集して工場を拡大していく工場建設シミュレーションです。シンプルな掘削や採鉱から始めて資源を収集し、専用の機械を組み立てて収集と生産を最適化して探索に必要なものを効率的に生産します。

機械や資源のネットワークをベルトコンベアに繋げると生産ラインの自動化が可能。巨大な鉱床や洞窟など様々な場所の探索ではお宝や古代の遺物を発見することがあります。高度な自動化システムや技術の新しいレシピを入手し、工場を発展させ更に探索を進めることで謎の多い惑星の秘密に迫っていきます。

本作は、サブスクリプションサービス「Game Pass」にも対応しています。Game*Sparkではプレイレポートも掲載していますので、気になる方はこちらもご覧ください。

『Krzyżacy - The Knights of the Cross』

『Krzyżacy - The Knights of the Cross』は、3部作からなるヘンリク・シェンキェヴィチ氏の小説「北方十字軍の騎士たち」を原作としており、1作目をベースに、ポーランド・リトアニア合同の騎士たちとドイツ騎士団とのタンネンベルクの戦いまでを描いています。

物語は、主人公「Zbyszko」が野心あふれる若い騎士として叔父と共に士官するところから始まります。ゲームシステムはカードデッキ構築型戦略RPG。グラフィック自体は重厚な方向性ではなく、ドット絵を交えた親しみやすい内容になっています。

イベントや戦闘の進行はフェーズ毎に分かれており、マップ内から行く先を選ぶことで進行します。メインクエストは次のチャプターへ、ランダムクエストは同フェーズ内で選択肢によってさまざまな展開が行われます。本作品の戦闘後のキャラクターのHPは引き継ぎになっており、難易度によって異なりますが、HPが0になった場合はキャラクターも排除されるようです。

詳しい戦闘の内容などはこちらの記事で確認できます。