Game*Spark編集部がオススメする8月第5週の特選インディーゲームをお届け！
今週は、ロマンスありの吸血鬼テーマ・サイバーパンクRPG『Vampire Syndicate: Gangs of MoonFall』、鎌倉時代の淡路島制圧を目指す戦略シミュ『Warlord: Awaji』、麻雀ライク寿司バトルゲーム『寿司王』の3本です。
Vampire Syndicate: Gangs of MoonFall
本作は、サイバーパンクの都市を舞台にした吸血鬼RPGです。本作を手掛けるのはたった一人の開発者A Memory of Eternity。『Fallout: New Vegas』や『Planescape: Torment』にインスピレーションを得て制作されており、それらのゲームにさらに多くの新しい要素を追加することを目指すとしています。
ゲームは、没入型の一人称視点モードと見下ろし視点のターンベース戦闘を組み合わせたものになっており、吸血鬼のギャングが支配する街で、プレイヤーは古代ヴァンパイア一族の従者（Familiar）として、主人から勢力拡大を命じられます。
本作でプレイヤーは主に、所属する派閥のために犯罪活動に手を染めていきます。その中でストリートギャングや傭兵、企業、敵対する吸血鬼などに遭遇することもあるようです。
仕事にはチームの存在が不可欠であり、さまざまなクラスやストーリーラインを持ったコンパニオンと出会い、共に行動することができます。また、ロマンス要素も用意されているようです。
ゲームには道徳や忠誠のような各派閥からの評価システムが実装されており、プレイヤーの選択によって行動が制限されたり、あるいは有利に働くことがあるようです。仕事を手助けしてくれるクルーにおいても例外ではなく、十分な報酬を与えなかったり、虐待したりすれば、裏切りにつながる可能性も…。
また、本作はアダルトコンテンツにも力を入れており、ロマンス要素のほかに、カジュアルな性行為などが実装される可能性があるとしています。
ほかにも、キャラクタークリエイトやクラス制、武器や防具のカスタマイズ、対話中のアニメスタイルへの切り替え可能オプションなども実装予定としています。海外時間2024年10月5日まではKickstarter（わずか6時間でゴール済み）にて支援者も受け付けているので興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
Warlord: Awaji
本作は、大軍を指揮し要塞を築きながら敵を撃破していき淡路島の征服を目指すオープンワールドの戦略シミュレーションです。プレイヤー自身が戦闘に直接参加し、武士たちと共にリアルタイムで一緒に戦いつつ大局を見据えて指揮を執ります。
勅命により島を制圧し伝説の宝を取り戻すというゲームならではのストーリーとなっていますが、本作に登場する武器や鎧、建築物などは全て現存する資料からインスピレーションを受けて制作。
プリンストン大学で日本中世史を研究している教授のThomas Conlan氏が歴史アドバイザーを務めており、日本の封建時代の緻密な再現を目指しています。
タイトル：Warlord: Awaji
対応機種：PC（Steam）
発売日：未定
価格：未定
日本語：あり
寿司王
本作は、個人ゲーム開発者のりたクマ氏がSteamにて2024年8月23日、早期アクセスを開始した麻雀ライク対人寿司バトルゲームです。
本作は3人対戦で、手元の10個の寿司で5種類・2貫の寿司の組み合わせ（麻雀で言うと五対子）を作ることが目的です。完成まで残り1個になると「リーチ」をかけることができ、自分で「ツモ」るほか、他のプレイヤーの捨てた当たり寿司を「ゴチ」（麻雀で言う「ロン」）になることができます。
これは相手の危険寿司！と感じた場合は引いてきた寿司を「食べる」こともできますが、相手が未リーチかつ大物役を張っていると直撃ならぬ「食撃」となり大ダメージを受けてしまうことには注意です。
「アイスクリーム」や「茶碗蒸し」といった、サイドメニューも時折手にすることができます。いずれも有効な特殊効果を持っているので、ここぞというタイミングで食べることが重要なようです。
見事に役を揃えると他のプレイヤーに役に応じた料金を請求できます。現在はオンラインフリー対戦に対応していますが、将来的にはランクマッチの実装や使用キャラクターの増加も予定しているとのことです。
タイトル：寿司王
対応機種：PC（Steam）
発売日：2024年8月23日
価格：680円
日本語：あり
