Steamにて、2024年10月22日まで近日登場ゲームの祭典「Steam Nextフェス2024年10月エディション」が開催中です。期間中はさまざまなジャンルのゲームの体験版が配信されるほか、開発者によるライブストリーミングなどのイベントが行われています。
本稿では、その中でも筆者が注目しているゲームとして、インティ・クリエイツの2Dアクションゲーム『精霊機（スピリットマシン）フレイリート』体験版を紹介します！
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エイプリルフールから誕生！90年代ロボアニメ風ACT
本作は、90年代のロボットアニメとドットアクションを融合させたアクションゲームです。元々は2024年のエイプリルフールネタとして公開され、同年7月に正式に開発が発表された作品です。
“架空のロボットアニメ”をテーマにした作中では、剣と魔法の異世界【キラカディア】に召喚され、世界を救う【精霊機士】の役目を担った少年・火野勇人と、相棒の【精霊機】フレイリートが活躍する姿を描きます。ゲームは見下ろし視点のアクションを中心に行われます。
今回の体験版では、勇人が囚われている他の【精霊機士】を助け出すために、敵が占拠した城へ乗り込むシーンをプレイできました。まずは基本操作として、攻撃方法と回避を学びます。攻撃は連続攻撃だけでなく、周囲に火を放つチャージ斬りも可能です。
ゲームとしてはステージ内の敵を倒しながら進んでいく形式で、勇人は「HP」とチャージ斬りを行うための「MP（※正式名称は不明）」の2つのゲージがあります。回避は発動中に完全無敵ですが、再使用にはクールダウンがあるので、使いどころを見極めなければなりません。
操作感は非常に良く、敵をサクサクと倒せます。また、チャージ斬りは強力なだけでなく、ステージ内の草に火を付けることで、範囲内の敵に大ダメージを与えられます。回復用のポーションもそこら中に落ちているので、とにかく気持ちよく暴れることが可能です！
ボス戦は3Dシューティングに！決めろフレイムセイバー！
城内には色々な敵がいるだけでなく、鍵を見つけ出さないと開かない扉などのギミックも存在しています。また、ステージ内には壊せるブロックも多数あり、壊すことでポーションを入手することも可能です。今回の体験版では発見できませんでしたが、本編では隠し部屋とかもありそうですね。
城内を進んでいく勇人は檻に囚われている【精霊機士】を発見。それはなんと、幼馴染の「まほ」でした。どうやら彼女もこの世界に召喚されたようで、風の【精霊機】ウインシルフとともに戦っているようです。しかし、力が宿るワンドを奪われたということで、勇人はワンドを取り返すためにボスを目指します。すごい、初めて遊ぶゲームなんだけどなんか全部わかる！
そして辿り着いたボスとの戦いでは、突然巨大化した相手に対抗すべく、勇人もフレイリートに搭乗。ゲームは突如として3Dシューティング風に変化します。この場面では、敵の攻撃を撃ち落とし、近付いてきたボスを攻撃する、剣とガードの2種類のアクションを使い分けてボスと戦います。
条件が揃えば剣での攻撃時に強力な「フレイムセイバー」を発動し、ボスに大ダメージを与えられます。無事にボスを倒したところで体験版のプレイ範囲は終了しました。懐かしくも操作感の良いアクションが楽しめることに、思わず「俺のハートがぶっちぎりだぜ！！（勇人の決めセリフ）」と叫びたくなりますね。
どこか気の抜けるようなギャグや、フレイリートのかっこよさ、そして豪華声優陣によるボイスなど、とてもいい意味で「お約束」だらけのゲーム内容に、ただただ大満足でした！
今回の体験版範囲では使用できませんでしたが、勇人は仲間を増やすことで、戦闘で他の【精霊機士】の力を借りたアクションが発動可能になります。火で草を燃やして攻撃できるように、他の属性を使用したギミックも用意されているということなので、アクション面でもさらなる要素が楽しめそうです！
『精霊機（スピリットマシン）フレイリート』は、PC（Steam）/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2024年冬リリース予定。さらに、2024年10月24日リリース予定の『カルドアンシェル』PS5/ニンテンドースイッチパッケージ版購入もしくはSteam版の予約購入で、本作が特典として付属します。
