バーテンダーADV『Project Mix』を開発中のPlectrum Softwareは、同作の日本語化と非VR版についてGame*Spark編集部に語りました。
日本からのウィッシュリストが少なめの現状…クラファン次第で非VR版も開発のバーテンダーADV

本作は、『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』などにインスパイアされたVR向けアニメ風サイバーパンク・ビジュアルノベルです。舞台は旺角(Mong Kok)の歓楽街、風変わりなバーのオーナー「Valencia」と出会ったことをきっかけにバーテンダーとなった「Rone」の物語が描かれます。
ゲームはバーテンダー要素に加え、選択による物語の変化や恋愛ルートのあるインタラクティブなビジュアルノベルとなっており、YouTubeの公式プレイ動画は最も人気なものでは55万回再生されている作品です。
本作Steamストアページでは英語のみの対応表記となっているものの、2025年3月19日に開発元SNSアカウントでは“日本人に対しゲーム体験版に興味あるか否か”のアンケートを実施し、執筆時点で83.4%が「YES」に投票しています。

そして今回、Game*Spark編集部が開発元に日本語化につい質問したところ、「そうしたい(I would like to)」とした一方で、「どれだけの日本のゲーマーが興味を持ってくれるかにかかっている」と回答。日本からのウィッシュリストは57,000件のうち2.7%しかなく、“それほど大きな数字ではない”と現状を語りました。

なお、本作の非VR版にも開発は前向きな姿勢を見せていますが、“資金の調達次第”としており、今後予定されているKickstarterでのクラウドファンディングキャンペーンでのストレッチゴールとして設定されていることを告知し、「私達には資金が無いので、ゲームの開発完了にはKickstarterが非常に重要になる」としました。
『Project Mix』クラウドファンディングキャンペーンは、本作の体験版リリース後、5~6月頃の開始が告知されています。
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