- ◆ 目次
1P:『舛添要一 朝までファミコン』
2P:『芹沢信雄のバーディトライ』
3P:『大仁田厚 FMW』
4P:『蛭子能収の大穴競艇』
5P:『田代まさしのプリンセスがいっぱい』
6P:『カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄』
7P:『鏡の国のレジェンド』
8P:『松村邦洋伝 最強の歴史をぬりかえろ!!』
9P:『聖飢魔II 悪魔の逆襲!』
10P:『ラサール石井のチャイルズクエスト』
■『鏡の国のレジェンド』
発売日:1989年10月27日 発売元:ビクター音楽産業 開発元:ミュウテック
対応機種:PCエンジン(CD-ROM) ジャンル:アドベンチャー

―物語の主人公がイッちゃってる
1989年に発売された『鏡の国のレジェンド』は、当時アイドルとして全盛期を誇った酒井法子のコマンド総当り型アドベンチャーゲーム。ある日、アイドルとしてテレビ番組のコンサートに出演していた彼女が、突然、謎の存在によって異世界に連れ去られてしまうシーンから物語がはじまります。その様子をテレビで見ていた主人公は、愛するのりピーが誘拐されたショックで、自分の内に秘められていた謎の力が発動し、なぜか彼も異世界へと迷い込んでしまうのです。突如、異世界に降り立った主人公は、自分に起きた摩訶不思議な出来事を冷静に考察し、「ここはのりピーがいる世界なんだ」とわずか数秒で理解します。若干、主人公の性格にサイコパスな一面が見られますが、彼はファンのひとりとしてのりピーを救うために、冒険の旅に出かける事になるのです。
本作には、酒井法子がプレイヤー名を肉声で読み上げてくれるシステムが搭載されています。のりピーのファンとしては、彼女が自分の名前を呼んでくれるなんて歓喜極まるものですが、実際は、本人の音声を一音ずつ録画したものを組み合わせているだけなので、何においても棒読みのお粗末なクオリティに仕上がっているのです。本編で披露される彼女の演技力は、声優として中々のものだけに非常に惜しい作品です。
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