『EVOLVE』はハンター4人とモンスター1体が壮絶な戦いを繰り広げるサバイバルアクションシューター。Xbox One/PlayStation 4/Windows PC(Steam)版が発売されていますが、今回はXbox One版を使ったイベントです。
Xbox Oneのユーザー以外も多く参加した「EVOLVE LAN party at TOKYO」のレポートをお届けします。
■10:30~ 開場
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受付の順番を待つ参加ユーザーたち。
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事前予約のリストにサインをしたら受付完了。
開場の10分前には30名近くのユーザーが列をなしており、先着順でEVOLVE Tシャツとリストバンドが配られました。会場には4つの体験ブースが設けられ、モニターはEIZO FORIS FS2434が20台以上。初心者向けの体験ブースもあるので、未経験者も安心してプレイを楽しめました。
■11:00~11:15 開会セレモニー
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選手宣誓を行うCIJ icchocu氏。
CIJ icchocu氏より誠心誠意『EVOLVE』を遊びつくすと選手宣誓が行われ、日本マイクロソフト 大谷氏から「Xbox One、やってるかー!」と掛け声が入ると会場のヴォルテージは最高潮へ。会場から1時間の時点で約80名が来場したというから驚きです。
■11:15~12:00 初心者講習会
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スクリーンに講習内容が映し出されます。
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ブースを周りながら解説するCIJ YASUHIRO氏。
ゲーム概要から、クラス紹介、操作方法まで丁寧な講習が行われました。その後は実際に参加者へプレイを楽しんでもらいながら、手取り足取り教えていく形式で進められました。ストイックなゲームだからこそ、初心者への心遣いがありがたく感じられます。
■14:00~15:00 鉄人へ挑戦!
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日本マイクロソフト 大谷氏も参戦。
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ここぞとばかりに電撃が流れます。
豪華賞品をめぐって、いわゆる“ガチ勢”と対戦する企画も行われました。モンスターでは発売から今日まで無敗と豪語するCIJ YASUHIRO氏を筆頭に、日本マイクロソフト 大谷氏も急きょ参戦。ただし、鉄人には「クリーチャーを捕食する度にマシュマロを食べる」「絶妙なタイミングで電撃が流れる」「常に変顔でプレイする」の3項目からランダムでハンデが課されます。さすがのCIJ YASUHIRO氏も電撃には勝てず初の敗北を喫すると、EVOLVE Tシャツと次回の開催を匂わすHalo 5: Guardians ストラップが賞品として授与されました。
■17:00~17:45 プレゼント、落書き発表
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ベストゴライアス賞の発表です。
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全員が立ち上がってジャンケン大会に参加。
会場に置かれたスケッチブックへ参加者が描いた芸術的な作品の数々を選定。レッドブル数ケース、マイクロソフトポイント10000円分がプレゼントされました。他にも、EVOLVE Tシャツと日本未発売の限定コントローラーをめぐるジャンケン大会も実施されました。
■17:45~18:00 撤収
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撤収作業の様子。
全体の写真撮影を終え、参加者やプレスの人たちも撤収に協力。ユーザー有志イベントならではの光景です。そのまま2次会へ向かうグループも見受けられました。オンラインだけでなく、オフラインでもゲーム仲間と遊べる機会は貴重だったことでしょう。
■ゲーミングチームCIJ 代表YASUHIRO氏へインタビュー
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インタビューに答えてくれたCIJ YASUHIRO氏
――3回目の開催となったLAN partyですが、開催を続ける理由はどこにあるのでしょう。
YASUHIRO氏: しっかり企画書を書いて、メーカー側にアプローチすれば応えてくれるのを知ってほしい。それに、イベント運営ってすごく楽しいですからね。自分たちが楽しいからというのは大きな理由です。皆で楽しんだうえで、Xboxコミュニティが盛り上がってくれればいいなと、そんな気持ちでやっています。
――過去に開催したLAN partyのタイトルは全てFPSですよね。そして今回は『EVOLVE』ですが、何か選定基準があるのでしょうか。
YASUHIRO氏: 特になくて、単純に面白いと思ったタイトルを選んでいますね。CIJのメンバーは面白いものにすぐ食いついて、逆につまらないものはつまらないで凄くしっかりしているので、今回はたまたまそれが『EVOLVE』だったという感じです。FPS好きがちょっと多いっていうのは確かにありますけどね。
――今後、他ジャンルで面白いと思ったタイトルがあれば選定する可能性もあるということですね。
YASUHIRO氏: はい、もちろんあります!
――イベント運営は相当な準備と労力がいると思うのですが、ユーザー有志のイベントを開催するうえで一番大変だと感じることは?
YASUHIRO氏: 機材と場所です。特に場所が大変で、Xbox Oneになってからクラウド接続になったので、ネットワーク設備のある会場選びに苦労しています。
――そういった苦労を乗り越えた先にやりがいがありそうですね。
YASUHIRO氏: 来てくれる皆が友達、仲間になっていくのと、例えば最後にプレゼントをやったときに皆がワッと盛り上がってくれる。それだけですね。原動力は。
――ずばり聞きます。次回、やりますか?
YASUHIRO氏: 『Halo 5: Guardians』を予定しています。企画も立ち上げています!
――Game*Spark読者に向けて一言お願いします。
YASUHIRO氏: ぜひ、LAN partyに来てほしいですね。全力で企画しているので、ライトユーザーからコアユーザーまで、コミュニケーションの一環として来ていただければ。
――初心者講習会や鉄人へ挑戦!など幅広い層に対しての企画がありましたよね。
YASUHIRO氏: やっぱり初心者や上級者、どちらかに偏ってしまうと来づらいと思うんですよ。あと、今回はXbox Oneを使ったイベントですが、PlayStation 4の『EVOLVE』で遊んでいるユーザーさんも結構来てくれたのでよかったと思います。
――プラットフォームの垣根を越えて、ということですね。
YASUHIRO氏: そうですね。これからもLAN partyを企画していくので、ぜひ興味があれば参加してみてください。本当、気軽に!
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最後に「Xbox One!」の掛け声で集合写真を撮影。
開場から撤収まで体験ブースの人が途絶えることはなく、常に満員状況。プラットフォームやユーザーの層、性別や年齢を越えて盛り上がっていたのが印象的で、それに対する配慮も行き届いていました。ユーザー有志のお祭り感と、3回目の開催ということでこなれてきたスケジュール管理、メーカーの協力を得た豪華な賞品や機材、場所、いくつもの要素が絡み合って良いイベントに仕上がっていました。『Halo 5: Guardians』が発売されるまでにもう一度LAN partyを開催したいとのことなので、次回はぜひ読者の皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。
※誤字脱字を修正しました。コメントでのご指摘ありがとうございます。