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先日のSCEJAプレスカンファレンスにて発表された『Bloodborne』のエキスパンションパック『Bloodborne The Old Hunters』。東京ゲームショウ2015に出展されている本エキスパンションパックを早速プレイしてきました。
今回のプレイアブルデモでは、異なる新武器を持った3人のキャラクターを選択可能で、筆者は真ん中のキャラクターを選びました。そのキャラが持っていた新たな武器は「シモンの狩武器」と呼ばれるもの。初期状態だと、ショーテルのような流線型の剣ですが、変形させるとトレイラーにも映されていた弓に形を変えます。
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シモンの狩武器
矢の数に制限はなく、威力も普通の武器と大差はありません。遠距離から一方的に攻撃できるため安全に敵を倒せますが、スタミナを消費しやすい武器でもあるので、間合いを詰められると回避に手間取りそうです。強攻撃と通常攻撃ももちろんありますが、強攻撃はスタミナ消費量が多く隙も大きいことから、1対1の初手に適していると感じました。反対に範囲攻撃はできないので集団戦では使いづらいかもしれません。
複数の敵狩人を倒していくと、道中で仲間の狩人(NPC)を呼び出すことが出来ました。2人になり心強くなった筆者はズンズンと進み、いよいよボス戦。トレイラーに登場する「醜い獣、ルドウイーク」と呼ばれる敵と対峙しました。"ルドウイーク"と言えば、本編に登場する武器に名前がつけられているほどの狩人。これが本人か定かではなく、なぜこんな姿になってしまったかもわかりませんが、有無を言わさず筆者に襲い掛かってきました。
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醜い獣、ルドウイーク
「醜い獣、ルドウイーク」のタイプとしては、「教区長エミーリア」や雷をまとっていない「黒獣パール」などに近く、ジャンプ攻撃や薙ぎ払いを繰り出してきました。また、天井に留まり高所から急襲をかける攻撃はやっかいで、連続回避しても近くに落ちてくるので、ダッシュで逃げる必要があります。
NPCだからと仲間をおとりにしながらチマチマHPを削っていると、ちょうど仲間の狩人が死んでしまったところでボスを撃破。攻撃がとめどなく続くタイプだったので、1人では厳しい戦いになっていたかもしれません。倒せてホッとしているとここでタイムアップ。相変わらず高い難易度を維持する本作の一端を垣間見れました。
死にゲー要素はそのままに古の狩人たちの血濡れた物語を描くエキスパンションパック『Bloodborne The Old Hunters』はPS4を対象に11月24日よりDLC単体版が配信予定。また『Bloodborne』本編とこのエキスパンションパックを同梱した完全版は12月3日に発売予定です。