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11月3日、東京はベルサール秋葉原で開幕したUbisoft主催の日本国内向けイベント「UBIDAY 2016」。『STEEP』や『フォーオナー』など期待作のプレイアブルデモが披露されたこのイベントですが、本記事ではその中でも唯一PlayStation VR用タイトルとして展示されたフライトアクションゲーム『イーグルフライト(Eagle Flight)』のシングルモードの試遊レポートをご紹介します。
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今回プレイできたのは2種類のシングル用のチャレンジモード。パリの空中に出現するリングをくぐっていく1つ目のモードは、今作のチュートリアル的チャレンジと言えるでしょう。カーアクションやタイムアタック要素を備えたゲームでよく見られるオーソドックスなミッションで、頭を上下左右に傾けるフライトアクションの基礎を体得するためにぴったりな内容です。
2つ目はフィールドの河の上を跳ねる魚をゲットしてポイントを稼ぐモード。コースが指定されている1つ目のものと比べ、こちらではある程度自由なフライトを楽しめます。こちらは若干シビアな難易度ですが、複雑な操作は求められず、開始直後からスピーディーなフライトを体感できました。
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センシティブな旋回やスピード感は「VR酔い」を誘いやすいかもしれませんが、ある意味ではその点を含めてのエントリー的作品と呼べるかもしれません。チャレンジモードはシンプルかつ奥深く、アクションゲームの腕に覚えがあるゲーマーならついつい高速飛行で急旋回し、ハイスコアを狙ってしまいたくなるもの。VRゲームに初めて飛び込む方や、爽快なスピード感とチャレンジ要素をめいいっぱい楽しみたい方にオススメできる、万人向けのフライトアクションゲームと言えるでしょう。製品版で体験できるであろうマルチ要素にも期待が高まります。