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2018年3月10日に早期アクセス配信がスタートし、4月よりFree-to-Play化したバトロワシューター『Darwin Project』。『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』『フォートナイト』で知られるバトルロイヤルジャンルのこのニューカマーを、『Radical Heights』に引き続き紹介していきます。
ゲームルール
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『Darwin Project』は『PUBG』を代表とするバトルロワイヤルゲームと同じく、「最後の一人まで生き残れば勝ち」というルール。『Darwin Project』の場合は7つの六角形で構成されるマップで10人の中で最後の一人になれば勝利となります。
ゲームシステム
今回のプレイレポートでは、『Darwin Project』の特徴的なポイントを「戦闘」「クラフト」「体温」「追跡」の5つに分けて解説。武器システムやサバイバル要素など、特徴的なギミックを紹介していきます。
戦闘
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他のバトルロイヤルゲームと違ってこのゲームに銃は登場せず、攻撃手段は、斧、弓、罠の3つとなります。プレイヤーのHPは最大600で、斧と弓の与ダメージは150。与ダメージは強化可能ですが、それでも敵を倒すには数回攻撃を当てなければならないため、不意打ちなどですぐにやられてしまった……といったことは少ない印象でした。この点で言えば、『PUBG』などよりも『フォートナイト バトルロイヤル』に似ているかもしれません。
唯一遠距離攻撃が可能な弓は、移動している相手に当てることは非常に困難。斧も相手と同時に当てると弾かれてしまうので、戦闘時は斧と弓を正しく使い分けていく必要があります。
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クラフト要素
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体温システム
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HPやスタミナとは別に体温ゲージがあり、このゲージが0になるとダメージを受けていくという仕様。エリア外に出てしまった場合は直接的にダメージが入るのではなく、まずは徐々に体温ゲージが減っています。体温はクラフトから焚き火を作ることで回復できますが、目立つ上にスキも多いのが難点。後述する追跡システムに追跡される可能性もあるので、場所をしっかりと選んで焚き火を行わなければなりません。
追跡システム
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資材を回収したりクラフトしたりすると、そのポイントに跡が残ります。今作では、その跡を調べることによって、行動をとったプレイヤーの場所が一定時間発見できるというシステムを搭載。追跡状態ではハイライト表示されるほか、場所、HP、体温ゲージ、距離が表示されます。追跡された側はアイコンで「自分が追跡されている」ことが確認できます。
ショーディレクター
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このゲームでは戦闘をするプレイヤー10人とは別に、「ショーディレクター」という形でゲームに参加できます。その役割はまさにゲームの「演出家」。俯瞰視点から、エレクトロニックの投下やエリアの制限など、様々なイベントを発生させてゲームを面白く彩っていきます。ただし、レベル10になるまではショーディレクターとしての参加はできません。
総評
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他のバトルロイヤル作品よりもプレイヤー同士の戦いが長いことや、スキルやクラフト要素などを絡めた戦術性は今作のユニークなポイント。『PUBG』や『フォートナイト バトルロイヤル』とはまた違った切り口で楽しめますし、特にゲーム開始からの試合の組み立てが勝利の鍵を握りそうです。そんな『Darwin Project』は、Steamにて無料でプレイ可能です。