気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、MakinGames開発、PC/Mac/海外PS4/海外Xbox One/海外ニンテンドースイッチ向けに5月9日リリースされた残虐ベルトスクロールアクション『Raging Justice』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、オールドスクールなアーケードアクション。プレイヤーは腐敗した都市で犯罪者相手に大立ち回りを繰り広げます。プレイアブルキャラクターは個性豊かな3人、ローカルでの協力プレイにも対応しています。
『Raging Justice』は1,520円で配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。
MakinGames:皆さんこんにちは。Nic MakinとAnna Makinです。MakinGamesは私たち夫妻で活動しています。残虐ベルトスクロールアクション『Raging Justice』は、Jay Howe(アート)とSteve Burke(サウンド)と協力して開発されました。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
MakinGames:私たちは皆、レア社でゲーム開発をしていた頃からの友人です。7年前、私たちはクラシックなタイトルに敬意を表しながらも、1080pのHDグラフィック、サラウンドサウンド、60fps、レスポンスの良い操作性を持つ、ベルトスクロールを作ることができたら面白いだろうねと話していました。それ以来、フルタイムの仕事と子育てを行う中、本作の開発を愛を持って行ってきました。
――本作の特徴を教えてください。
MakinGames:本作は、『キラーインスティンクト』や『スーパードンキーコング』のようなゲームにインスパイアされた、独特のアートスタイルをHDで採用しています。操作性をよくするため高フレームレートを維持していますが、昔のゲームらしさを出すためにアニメーションの枚数は抑えています。また、逮捕システムというものも搭載しており、これは全てのステージにおいて、逮捕するのか武器で倒すのか、プレイスタイルを選ぶことができます。プレイスタイルにより得られる報酬も変化し、3つの異なるエンディングへと繋がっていきます。いくつかのステージではトラクターや芝刈り機に乗ることができ、敵を刈っていく事ができます(協力プレイのパートナーも、うっかりしている巻き込まれます!)。本作ではまた、最新テクノロジーを使用する事で多くの敵が一度に登場します。
これらによりゲームのテンポに違いが生まれ、リアルな格闘を実現し、昔のベルトスクロールアクションと差別化を図っています!しかし慌てなくても大丈夫です。それぞれのステージ終了時の一番高いステータスがセーブされますので、前のステージに戻って体力を上げるということも可能です。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
MakinGames:90年代のアクション映画と音楽に影響を受けています。私たちが小さい頃に大好きだった2Dベルトスクロールアクションへのオマージュを散りばめたいと思っていましたので、本作内で見る事ができますよ!
――本作の日本語対応予定はありますか?
MakinGames:私たちは昔の日本のベルトスクロールアクションの大ファンですので、私たちとパブリッシャーのTeam17は是非とも実現させたいと思っています。可能かどうか、検討します。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
MakinGames:小さい頃に日本のベルトスクロールアクションを遊んだのは素晴らしい思い出ですので、日本にありがとうと伝えたいです!良い形でオマージュを取り入れる事ができたのならいいのですが。ぜひ手にとっていただけると嬉しいです!
――ありがとうございました。
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