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7月25日に『オーバーウォッチ』に実装された新ヒーロー、レッキング・ボール。キュートなハムスターのハモンドは同じく実験動物でありながらしゃべらないことでウィンストンと比較されたりと話題になりました。
本記事では、このレッキング・ボールが実戦ではどのように活躍できるのか、研究を兼ねて戦術やアビリティ構成をまとめたレポートをお届けします。
◆アビリティ概要
●クアッド・キャノン
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1回のクリックにつき2発発射され、通常ヒットで10ダメージ。装弾数は80発。公式サイトの説明では「中距離で威力を発揮する」とあり、実際に30m先のトレーニング・ボット(HP200)に対しては全弾ヒットさせても倒し切ることはできません。
●ロール
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ボール型になり、機動力が増します。秒速10m程になり、この状態であればヘッドショットされる危険はないものの、他のアビリティを組み合わせない限りは攻撃の手段はありません。クールタイムなし。
●グラップリング・クロー
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どこかにクローを引っ掛けることで、そこを起点に孤を描いて最大速度になることでノックバックとダメージを与えます。クローを解除してもしばらくは入力を続ければ最大速度の状態が続くという特徴も。先述のロールでの攻撃手段の1つで、直撃すれば50ダメージ。クールタイム5秒。
●アダプティブ・シールド
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7秒間、シールドを得られます。近くにいる敵の数によってシールドの耐久値が上昇し、0人であれば100ダメージ分、以降1人毎に100ダメージ分耐久値を得ることができます。敵の数については左下、HPゲージの右のカウンターで確認可能。クールタイムは、発動した瞬間から15秒、シールドが切れた段階から8秒です。
●パイルドライバー
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空中でのみ使用できるアビリティ。主に、グラップリング・クローを使用したあとに使用します。直撃で100ダメージ、加えて敵を中に浮かせます。スタン扱いにはならないため、アルティメット・シャットダウンには使用できません。クールタイム10秒。
●アルティメット・アビリティ:マインフィールド
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使用した瞬間から約4秒で展開され、1つあたり130ダメージの地雷を15個ばら撒きます。持続時間は使用した瞬間からおよそ20秒ほど。地雷には体力が設定されており、破壊できます。
レッキング・ボールは物理的に盾を作る能力などはなく、壁として味方を守る、というタイプのタンクではありません。むしろ、撹乱や制圧に長けた構成であることがわかります。
◆基本的な戦術
先述の通り、レッキング・ボールの強みは撹乱と制圧です。撹乱の例としては、グラップリング・クローとパイルドライバーを使用して敵陣に突撃、アダプティブ・シールドを展開してからロールとグラップリング・クローで素早く味方に合流する、という一連の流れ。もちろん敵陣の真ん中に攻め込むことになるので危険は伴いますが、敵チームのヘイトを一身に受けることで味方の前線を押し上げることも可能で、整った陣形を崩すこともできます。
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