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吉田輝和のTGS絵日記の第5回目は、いつもと違ってゲームではなく、2019年内発売予定のポータブルゲーミングPC「SMACH Z」を取り上げます。
Game*Sparkで以前掲載された記事によると、Glotureから発売される「SMACH Z」は、AMDのV1000プロセッサシリーズの中で最もパワフルな「AMD Radeon Vega 11 Graphics 搭載AMD Ryzen組み込み型V1807B SoC」を採用し、32GB RAM、SSD 480GBなどを備える小型のゲーミングPC。バッテリー寿命は2~5時間で、45分の充電で満タンとなります……とのこと。うむ……なるほどね(わかってない)。
僕自身、PCについて全く詳しくないので、スペックなどの詳細は語れませんが、実際に同機にインストールされたゲームをプレイして感じたことを紹介していきます!
新型携帯機?いいえパソコンです
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「SMACH Z」のボタンは、他の家庭用ハードと比較して少なめだが、ゲームジャンルによってはプレイするに困らない数はあるんじゃないかと思う。十字キーや右スティックの代わりに左右にタッチパッドがつけられている。
握った感触はグリップが程よく効いててしっくりくる。
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がっしりとした丈夫そうな本体は懐かしのゲームギアを思い出してしまった。
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背面。グリップ部にもボタンがある。
この無骨な感じ……どこか懐かしい。
そして上の画像から重量感がひしひしと伝わってくるだろうが、実際重い。
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最初にプレイしたゲームは『Cuphead』だ。
キャラの移動はタッチパッドと左スティックのどちらでも行えたが、せっかくなのでタッチパッドで操作してみた。
ちなみに、本体左上の光っているボタンを押すと、ゲームコントローラーモードからマウス&キーボード操作に相当するタッチパッドメインの操作モードに瞬時に切り替わる。これはゲームというよりデスクトップ画面での操作などで使うのだろう。
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タッチパッドの上で指をスライドさせてキャラの移動を行う。最初は力加減がわからず上手く入力出来なかったが、慣れてくれば序盤のボスも撃破出来た(20回くらい死んだけど)。
アクションゲームでこれだけ扱えるなら、ジャンルによってタッチパッドは重宝しそうだ。
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『モンスターハンター:ワールド』はヌルヌル動いてグラフィックスも綺麗という印象なのだが、『Cuphead』同様、本体上部の排気口からホカホカした空気が出ていた。同機は「『モンスターハンター:ワールド』をプレイできる唯一の携帯機」と宣伝していたが、これを夏場に持ち歩くのはきつそうだなと感じてしまう。
また同機には、右スティックが無いので、FPSや3Dアクションの場合、視点操作はタッチパッドで行うのだけど、スティックの直感的な操作と比べるとちょっとまごついてしまった。
また『モンスターハンター:ワールド』を起動しているとバッテリーが2時間しか保たないというのも厳しいところだ。
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試遊機にはWindows 10がインストール済みで、6インチの液晶タッチパネルやタッチパッドを使って普通のPCのように扱うことも可能だった。特にタッチパネルは、Windows 10のデスクトップ画面の操作やインターネットブラウザで重宝しそうだ。
確かにPCゲームが持ち運べるという利点もあるし、『モンスターハンター:ワールド』がプレイできるので、携帯ゲーム機として見るとハイスペックではあるのですが、バッテリーの持ち時間や排熱温度から見ても外でプレイするには不向きだと感じました。
ただ、ベッドの上で寝転がったり、ソファでゆったりしながらプレイするなど、家で遊ぶ分には場所を選ばず楽しめると思います。
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そしてテレビに接続すれば家庭用ゲーム機のように遊べ、マウスやキーボードを繋げればデスクトップPCとしても扱えるハイスペックさを持っています。
ってあれ……もしかして……
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そんなわけで現PCからの乗り換えも検討しています。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。