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Digital Extremesは、TennoCon2020にて『Warframe』に関する最新の情報を公開しました。今回はプレス向け説明会に参加した筆者が、大型アップデート「ダイモスの心臓」で実装される新要素の一部についてご紹介していきたいと思います。
ヘルミンスを利用したアビリティの付け替え
まずは新しいカスタマイズについて。オービターシップに住まう感染体Helminth(ヘルミンス)を利用し、Warframeを消費する事で他のWarframeにアビリティを移し替える事ができます。
そのためには、Helminthに素材を餌付けし、メーターを上げなくてはなりませんが、むしゃむしゃと素材を丸のみする姿は不気味でもあり、可愛くもありました。
いよいよ新マップ、感染体が巣食う星「ダイモスの心臓」へ
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『Warframe』第三のオープンワールド風マップとなる、火星の第二の月ダイモスは「感染体」がテーマの舞台。
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ダイモスは、感染によって生々しく変貌し、生きた星と化しています。
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ダイモスの支配をめぐり永遠に闘争を続ける2体の竜、The MoonとThe Sunはダイモスでの昼夜を表し、現在どちらの支配なのかによって感染体の行動が異なります。
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また、点在する感染体ドロップポッドは、大量の感染体を出現させます。各地には破壊できるオブジェクトも多数用意され、様々な素材が入手できます。
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マップの広さに関しては、ダイモスは縦に広く、高ランク帯向けの地下システムが相当作り込まれており、密度の濃い探索が期待できる、とのことです。
気になるストーリー・登場人物は?
最初に出会うのは「Loid・Otak」、2重人格を持つセファロンです。
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少し物語を進めると古の「オロキン」が作ったと思われる、まだ感染していない建造物もあり、奥には「エントラティ」と呼ばれる新勢力所属の人物Motherがいます。このMother、初期はテンノたちを快く思っていないようで、クエストをこなすことで心情を変化させる事ができるようです。また、Motherという名前からも分かるように「ダイモスの心臓」の一連のクエストは「ボイドと家族」がテーマとなっています。
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開発者によれば、ボイドポータルの謎についても触れられるので、ストーリーを追っているプレイヤーは期待しておいてほしいとのことでした。
新たな乗り物、ベロシポッドとネクロメカ
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ダイモス内に浮かんでいる中立生物ベロシポッドは乗る事でダイモス内を移動することできます。さらに、本アップデートでは、他フィールドの同様のボード上の乗り物を含め、乗りながら攻撃もできるように。もちろん移動には今まで通りアークウィングなども使うことができます。
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もう一つの乗り物はエントラティが防衛システムとして搭載したロボット兵器、ネクロメカ。強敵として登場しますが、無力化された物はオペレーターモードでの転移でコントロールすることが可能です。さらにダイモスのユニーク報酬として、組み替え可能なネクロメカも用意されており、これは入手後はエイドロン等、他の場所でも使う事ができます。また、通常ミッションでの利用についても検討されているようです。
ユニークな新フレーム「Xaku」
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TennoCon2020では、上記のプレス向け発表以外にも多くの新情報が公開されており、有機的なビジュアルが目を引く新フレーム「Xaku」も発表されました。こちらもダイモスのユニーク報酬として入手が可能となります。
気になる実装日は
新アップデート「ダイモスの心臓」は8月26日(北米東部時間8月25日)になんと全機種で実装。今回初めて、以前の大型アップデートと異なり全機種同時実装となる為、コンソールユーザーも遅延なく新たなコンテンツを楽しむことができます。
また、Digital Extremesでは新規ユーザーと既存ユーザーの間で差が広がっている事を問題だと感じており、今アップデートを含め、そちらの対応にも力を入れていくとしました。
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※UPDATE: 表記揺れを修正いたしました